アプリ開発日誌
2016.07.21
自作PCでVR環境を構築してみよう! ~PC作成編~
PCを自作しよう
どうも、小林良です。入社して3か月になりました。
ソースの品質と実装スピードのバランスを取るのが
難しいと感じる今日この頃です。
さて、今回のテーマは「VRデバイスを動かせる自作PC」です。
自作PCのメリットとしては
- 比較的自由にカスタマイズできる。
- 自分で組み立てるので、後でパーツを交換する時スムーズにできる。
というところでしょうか。
私自身、極端にPCのパーツに凝っている、というわけではありませんが、
「ドライブをもう一つ追加したい」「もっと性能が良いGPUに交換したい」
と思った時に、PCのパーツをいじれると非常に勝手が良いです。
パーツ購入
今回の目標は「VR環境を構築する」というところなので、
パーツは比較的性能が良いものを使用することになります。
留意点としては
- マザーボードに対応したCPU・メモリにする
- 店頭で買った方がトラブルの時に対応しやすい
- OSドライブは読み取りが速いSSDの方が良い
- 光学ドライブを使用したい場合は別途購入する
以上の4点になります。
OS | Windows 10 Home 64ビット | 14,676円 |
マザーボード | ASUSTek Intel Z170-A | 23,733円 |
CPU | Intel Core i7-6700K | 39,800円 |
CPUクーラー | CRYORIG M9i | 3,990円 |
GPU | GeForce GTX 1080(Founders Edition) | 114,000円 |
メモリ | CORSAIR Vengeance LPX Series CMK16GX4M2A2133C13 8GB×2 | 9,340円 |
OSドライブ | SanDisk SSD UltraⅡ 480GB | 14,696円 |
HDD | WESTERNDIGITAL Red WD30EFRX 3TB | 11,694円 |
電源 | Corsair RM750x | 16,980円 |
PCケース | Thermaltake Suppressor F31 | 11,535円 |
合計 | 260,444円 |
以上の構成になります。
ちなみに私はGPU以外すべてAmazonで買いました。
ですが、繰り返しますが、なるべく店頭で買いましょう。
トラブル時の対応がグッと楽になります…。
組み立て
・道具
静電気防止手袋 | 精密機器は静電気に弱いです。触る時はこれを着けましょう。 |
プラスドライバー | ネジを留めるのに必要です。大きいものだと力が入りやすくて良いです。 |
CPUグリス | CPUの放熱に必要になります。今回だとファンに付属しています。 |
・気をつける点
・作業は床がきれいな部屋でやりましょう。
・マザーボードの説明書はよく読みましょう、必要なことはほぼ書かれています。
・PCケースにマザーボードを取り付ける前に、CPUとファンをマザーボードに取り付けましょう。
・「パーツがマザーボードから取れなくなった!」と思った場合、一旦落ち着きましょう。
起動と設定
・OSのインストール
Windows10からOSのインストールがUSBからなので、別途光学ドライブを購入する必要はありません。
・マザーボードユーティリティ
今回、マザーボードにユーティリティディスクが付属していますが、これは使用せず、
別のPCから最新のユーティリティソフトをUSBにダウンロードしてPCにインストールしましょう。
まとめ
以上になります。これから自作PCに挑戦したいと考えている方や、
VRを楽しむための環境を構築したい方の参考になればと思います。
次回は実際にVRデバイスを使用してアプリケーションを動かしてみようと思います。
参考図書
・日経WinPC 2016夏号