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2020.02.28
Flutter VS React Nativeモバイルアプリ開発ならどっちを使うべき?
スマホ向けアプリを開発する場合、これまではiOSアプリはSwift、AndroidアプリならJavaやKotlinを使うのが一般的でした。しかし最近では、どちらのアプリも1つのコードで配信できるクロスプラットフォームフレームワークが登場しています。
今回は、その代表格であるFlutter(フラッター)とReact Native(リアクトネイティブ)の特徴と違いについて紹介します。
新しく登場したクロスプラットフォームフレームワーク
クロスプラットフォームフレームワークというのは、文字通り複数のプラットフォームにおいてアプリを配信可能にするフレームワークのこと。代表的なのは、Googleが提供する「Flutter」と、Facebookが提供する「React Native」の2つ。
どちらも一度にiOS、Androidの両方に対応したアプリを開発できるようになるフレームワークですが、言語やUIの面でいくつかの違いがあります。
FlutterとReact Nativeの違い
Flutterは2017年に初めてリリースされたツールで、使用する言語はDart。Flutter独自のUIを採用していることが特徴で、iOSとAndroidに加え、WebアプリやWindows・Mac向けアプリ、Linux向けのアプリの開発にも対応します。
一方のReact Nativeは2015年に初めて登場し、使用言語はJavaScriptとTypeScript。ネイティブUIを採用しており、対応しているのはiOSとAndroid向けアプリ、Webアプリの3つです。
結局、どっちを選ぶべきか?
FlutterとReact Nativeは非常によく似たフレームワークなので、どちらを選ぶべきか迷うこともあるでしょう。
FlutterはGoogleが開発した「Dart」という新しい言語を使用しますが、構文がよく似ているJavaやC#を習得している人にとってはとっつきやすいと思います。
一方のReact Nativeは、フロントエンドフレームワーク「React」がベースになっているので、すでにReactを使った開発経験があるのなら学習コストはかからないでしょう。
まとめ
アプリ開発のコストを2分の1に削減し、チーム内での意思疎通を円滑にしたり、開発スピードを向上させたりといったさまざまなメリットのあるクロスプラットフォームフレームワーク。これからの開発現場で普及していくことは確実でしょう。
ちなみに私たちイーディーエーでは、Flutterを取り入れてモバイルアプリ開発を進めています。Flutterの良さを最大限に活かして開発を行っていますので、アプリ開発を外注したいと考えている方はぜひご相談ください!