アプリ開発日誌
2019.09.04
ALL IN ONE型アプリが失敗してしまう理由とは?
私たちが普段使っているアプリには、実は2つのタイプがあります。「ALL IN ONE型アプリ」と「ONLY ONE型アプリ」です。それぞれどんなアプリのことを指すのか、そしてどちらのタイプのアプリを開発すべきなのかを紹介します。
ALL IN ONE型アプリとは
一つのアプリの中に、さまざまな機能やコンテンツを盛り込んだものを「ALL IN ONE型アプリ」と呼んでいます。SNSに画像編集、キャッシュレス決済機能やカレンダー機能など、一つで何役もこなせるアプリのことですね。
実はこちらのALL IN ONE型アプリの場合、開発に失敗してしまうケースが多くなります。というのも、さまざまな機能や意見を反映してアプリ開発を進めようとすると、結局どんな価値を提供してくれるアプリなのかが曖昧になってしまうからです。
これは、たくさんの機能やコンテンツを持っている企業が陥りやすい落とし穴ともいえるでしょう。
ONLY ONE型アプリとは
一方で、一つの機能に限定した「ONLY ONE型アプリ」は、開発がうまくいきやすいタイプです。「これはSNSアプリですよ」「これはカレンダーアプリですよ」とアピールポイントがしっかりしていれば、ユーザー側も選びやすいからです。
AppストアやGooglePlayストアのランキング上位のアプリを見ても、「PDF編集アプリ」「画像加工アプリ」「動画編集アプリ」など、直感的に機能が理解できるものがランクインしていることがわかると思います。
中途半端に欲張らず、目的を明確にしよう
WEBサイト制作とは異なり、スマホアプリ開発においては操作やデザインに一定の制限がかかります。あまりに多くの機能を詰め込みすぎると、どうしても使いにくく見づらいアプリになってしまうのです。
どうしても「ALL IN ONE型アプリ」を作りたいという場合には、まずは実装したい機能を一つひとつに細分化し、「ONLY ONE型アプリ」として独立させる形で複数のアプリをリリースするというのもおすすめですよ。
まとめ
「ALL IN ONE型アプリ」と「ONLY ONE型アプリ」の違いについて解説してきました。
自分たちでうまくONLY ONE型アプリを開発できるか不安という方は、アプリ開発を専門にしている企業を頼るのも一つの手です。私たちイーディーエーでも、ご要望に応じて柔軟なアプリ開発を行っていますので、気になる方はぜひお問い合わせくださいね( ^ω^ )