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2019.03.26
バナー広告と動画広告、どっちでマネタイズすべき?広告の不快感に関する調査
アプリでマネタイズする方法といえば、まず広告収入が筆頭に上がります。バナー広告や動画広告をユーザーに視聴してもらって、広告料を得る方法です。
広告は多く表示すればするほど収入が増えますが、多すぎると不快感につながってユーザー離れを起こしてしまうリスクもあります。最適な広告表示を考えるのは難しいものですが、今回は「バナー広告」「動画広告」というメジャーな表示手段2つについて、どちらを選ぶべきなのかを考えてみましょう。
バナー広告と動画広告、不快感を抱くのは?
株式会社ジャストシステムの調査によれば、スマートフォンで不快感を抱きやすいのは、バナー広告ではなく動画広告というレポートが示されています。
> 「動画広告より、バナー広告に不快感を持った」人は10.9%、「どちらも同じくらい不快だった」人は31.9%、「バナー広告より、動画広告に不快感を持った」人は18.7%でした。
出典:https://marketing-rc.com/report/report-video-20190221.html
バナー広告を不快に思うのは10.9%、動画広告を不快に思うのは18.7%となり、動画広告に対するネガティブなイメージが存在することがわかります。ブログやニュース記事といったテキストを読んでいる際に動きの激しい動画広告が表示されると注意がそれてしまいますし、データ通信量も増えることから不快感を持つ人が多いのかもしれません。
エンゲージメント率が高いのは、実は動画広告
一方で、エンゲージメント率が高いのは、バナー広告よりも動画広告だったとも報告されています。
動画広告は、興味のない人からすれば不快な広告にしか映りませんが、広告の内容に少しでも興味がある人からすると、「ちょっとチェックしてみよう」「タップして詳しく読んでみよう」という気にさせるのでしょう。
目的に応じた広告選びを
一般にバナー広告よりも動画広告の方が、得られる広告収入が多くなる傾向にあります。一方で動画広告を使いすぎると、ユーザーに不快な思いをさせて離脱されてしまう可能性も高くなる。
決して簡単なことではありませんが、やはりUXと収益とのちょうどいいバランスで広告を配信する工夫が求められるでしょう。アプリ内で自社の他のサービスをプロモーションしたいと考えるなら、よりエンゲージメント率の高い動画広告を積極的に使って、サービスの周知に役立てるのも1つの戦略になるはずです。
まとめ
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