アプリ業界気になるニュース
2019.01.25
約95%が1時間以上ネット利用。就活大学生が一番使うアプリとは?
人間年をとると若い世代の考えについていけなくなり、いつの時代でも「今時の若者は…」と口をついて出てきてしまうものです。かくいう私も、今の高校生や大学生が、どんな風にスマホを使って、どんなアプリを好んで使っているのか、想像もできなかったりします。
しかし前回の記事でも書いた通り、若い世代をターゲットにしたアプリ開発は避けて通るべきものではないでしょう。そんな時には、現役の学生たちから得たアンケート結果によって、彼らの行動原理を理解するのが一番です。
1.毎日2〜3時間ネットを利用する大学生が最多層
新卒学生向けの就活サイト「キャリタス就活」を運営する株式会社ディスコは、2017年に「大学生のインターネットおよびスマートフォンアプリ利用実態調査」を行ないました。この調査によると、毎日2〜3時間ネットやアプリを利用すると回答しています。
> – 1日あたりの平均利用時間は、普段でも就職活動中でも「2時間以上3時間未満」が最多でした。
(出典1)
「30分未満」「30分以上1時間未満」「利用していない」の層を除くと、約95%の大学生が毎日1時間以上ネット・スマホを利用していることになります。5時間以上利用している層も少なくないようですが、飲み会やサークル活動に忙しい大学生にとっては当たり前のことなのでしょう。
2.SNSや動画視聴以外にも多様な目的でネットを利用
インターネットの利用目的として上位にランクしているのは、「SNS」「メール送受信」「動画視聴」など。加えて「情報検索/閲覧」「地図/ナビゲーション」「ニュース」を目的とした利用も7割を超えており、就活のためにスマホを有効に使っていることがわかります。
> – インターネットの利用目的は「SNS」や「メール送受信」などの通信目的が約9割でした。
(出典2)
なお、「ニュース」「情報検索/閲覧」「ゲーム」ジャンルでは男子回答者がのほうが多く、「地図/ナビゲーション」「ショッピング/オークション」ジャンルでは女子回答者のほうが多くなっているのは興味深いところです。
3.YouTubeとAmazonが突出した票を獲得
大学生が普段よく使うアプリとしては、264票を集めたYouTube、225票を集めたAmazonショッピングが突出していました(同調査の回答者は699名)。SNSアプリの統計は出ていないものの、おそらくLINEやInstagramを利用する大学生が多いことが予想されます。
もちろん、YouTubeやAmazonに対抗するアプリを開発して大学生たちに使ってもらうというのは現実的ではないでしょう。そうではなく、これだけシェアを伸ばしているYouTubeやAmazonをうまく利用し、動画や商品紹介を織り交ぜたコンテンツ・アプリ制作で若い世代の人気を狙いたいものですね。
まとめ
私たちイーディーエーでは、大学生を含めた幅広い層に対するマーケティングを怠ることなく、ターゲット層に合わせたアプリ開発に励んでいます。スマホアプリ制作の委託を考えている方は、ぜひ当社にご連絡を!