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2017.02.22
Amazonで2段階認証が利用できるようになりました
ネット通販の購入履歴とか、人に見られたくないものの中でも特にこう、恥ずかしい的な意味で嫌ですよね。
そんなネット通販大手のAmazonさんで、2段階認証がかけられるようになったみたいです。
正確には、米アマゾン(amazon.com)では2015年から導入されていたものが、日本アマゾン(amazon.co.jp)にも適用されました。
小宮は人に見られたくないものが履歴に沢山あるので、早速設定しました…
やりかたはGIGAZINEさんが詳しく紹介されていますので、ぜひ設定してみてください。
Amazonが2段階認証に対応、住所・電話番号・クレジットカード情報を強固に守るべく試してみました
2段階認証ってなに?
そーいえば「2段階認証」って単語が世の中的にちらほら出ているな、くらいに思っていて何も設定してないかたも意外と多そうですので簡単にご紹介。
ざっくり言うと…
何かにログインしたりするときに、通常のパスワード入力による1段階目の認証に加えて、2段階目となるなにがしかの認証を経ないとログインを突破できないようにする仕組み。
パスワード入力に加えて、特定の端末やアプリでしか見られない6桁のコードを入力しないといけない、とか。
例えるなら、鍵だけあっても特定の人じゃないと開けられないドアのようなものです。
鍵が盗まれても本人以外にドアは開けられないので、不正アクセスを防げます。
2段階認証にすると何が嬉しいの?
もしパスワードが流出したとしても、特定の端末からでないと2段階目の認証が突破できないので、不正アクセスを防ぐうえで非常に有効な手段になります。
様々なサービスで導入されているので、人に見られたらまずいものをたくさんお持ちのかたはこの機会にぜひ設定しましょう。
ログインが面倒くさくならないの?
操作数が増えるので、若干面倒にはなります。
その辺は各アプリが対策を入れていて、許可してある特定の端末以外からのアクセスのみ2段階認証が必要とか、利便性を損なわない工夫がされています。
金融系をはじめ、Facebookなどのソーシャル系やDropboxなどのストレージ系サービスなどでは当たり前のように導入されています。
端末自体を盗まれてしまったらどうすることもできないですが、それ以外のケースは防げるようになります。
そのため、TLSによる暗号化通信と同じくらい、それがあるのが当たり前のようになっていくのではないかと思います。
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