アプリ開発日誌
2016.06.13
トレロを活用してタスクを管理・把握しよう!
こんにちは。開発担当のワタナベです。
社内ではアプリを開発する際、タスクを管理するためにTrello(https://trello.com/)を使っています。
トレロは縦に伸びるリストとその項目であるカードを作成できるボードを共有することができます。開発チームで共有することで、作業のリマインド、担当者同士の進捗確認する場として機能します。
作成したカードにはラベルをつけることができます。このラベルを活用してタスクの状況を色で分かりやすく表示することができるのですが、ラベルに意味を持たせて作業項目の状況を把握しやすくするコツを紹介したいと思います。
e.d.aでは以下のようにラベルを定義しています。
- Doing カードの担当者が現在着手している
- Done カードの担当者が対応した 他のメンバーによるAcceptを待っている状態
- Pending 仕様等をプロダクトオーナーに確認しないといけない Due Dateを設定すべき。
- Problem 着手するにあたって解決しなくてはいけない問題があり作業着手できない 担当者以外もこのラベルに注意し、問題解決に取り組まなくてはいけない
- Issue 議論するべき内容
- Accept 作業の完了を作業者以外の人が確認した状態 コメントで誰がAcceptしたか記載しておくと良い 確認できればだれでもこのラベルをつかってよい
Labelの色がしばらく変わらない場合は項目の粒度に問題がある場合があるのでその項目を見直し細分化するといいかもしれないです。
例えば「商品情報を表示する」というざっくりなタスクがあった場合、この機能を実装が完了になるのには、
- web apiにリクエストするパラメータの仕様を確定する
- web apiの返却値JSONの仕様を確定させる
- 返却する際の商品をデータベースに登録する
- サーバー側で受け取ったパラメータを使用してデータベースから商品情報を取得処理を実装する
- アプリ側の通信処理を実装する
- アプリ側で表示させるレイアウトを作成する
- 異常系をハンドリングする
- etc
といった項目を達成しなくてはいけません。
作業者は項目の粒度をほどよい大きさに設定することで、透明度の高い作業をマネージャーに報告することができるのです。
作業を効率的にこなすためにツールを導入することもあると思います。しかしツールは言うなれば鉛筆とか筆とかコンパスとか絵の具といった類のもので、鉛筆を導入したからといって素晴らしい文章がかけるわけでも、絵がかけるわけでもありません。ツールを導入する際には、それをどう使うかといったルールをつくって活用することが重要だと思います。
ぜひトレロを活用してみてください!
Google Play [Trello] -> https://play.google.com/store/apps/details?id=com.trello&hl=ja
App Store[Trello] -> https://itunes.apple.com/app/trello-organize-anything/id461504587
Web App [Trello] -> https://trello.com/home