アプリ開発日誌
2022.07.11
Windowsアプリ開発の方法をステップ順で解説!スキルアップ方法も紹介
Windowsアプリを開発してみたいけど、何から取り掛かれば良いのだろうと、悩んだ経験はありませんか。 未経験者はもちろんですが、長期間の職務経験におけるブランクがある方も、基礎的な知識として押さえておきたいポイントですよね。 今回は上記の悩みを解決するために、Windowsアプリの特徴やWindowsのアプリ開発の流れ、アプリ開発でスキルアップする方法について解説していきます。 本記事を参考にして、Windowsアプリ開発を実践しましょう。
Windowsアプリの特徴
Windowsアプリはタッチ操作で利用しやすいだけではなく、マウスやキーボードを使用した操作にも対応できます。 Windowsアプリは単一の端末はもちろん、パソコンやタブレットなど、複数の端末間での共有が可能です。 また、具体的なPC向けMicrosoftアプリとして、
- Microsoft Word
- Microsoft Excel
- Microsoft PowerPoint
などが有名です。 Windowsアプリは、幅広く活躍しているツールと言えます。
Windowsのアプリ開発の流れ【ステップ順】
Windowsのアプリ開発の流れとして、
- 要件定義の明確化
- 基本設計
- 詳細設計
- アプリ開発
- アプリの動作テスト
- アプリのリリース
があります。
要件定義の明確化
はじめに、アプリ開発の目的である要件定義を明確にしましょう。 アプリの目的を決めることで必要な機能を明確化でき、ユーザビリティを高めるアプリ開発につなげることができるからです。 要件定義で大切なポイントは、可能な限りターゲットの年代層やユーザーに提供したい価値内容など、各項目を取りこぼしのないように議論を進め、「明確化」を意識することです。 アプリ開発における要件定義をしっかりと行うことで、有益かつ他者アプリとの差別化が実現できるアプリ開発を実行できます。
基本設計
次に、「基本設計」をイメージしていきましょう。 要件定義で決定した機能の実装について、具体的なイメージを膨らませていきます。 例えば、「どんなデザインが良いのか」や「どんなプラットフォームで作動するか」など、機能や画面などの設計を決めます。 基本設計はアプリ開発の「地図」の役割となり、基本設計の内容を基にして開発手順を進めていくため、重要な手順です。
詳細設計
詳細設計は、本設計の実現に必要なシステム構築の手順を決めていきます。 分かりやすく伝えると、プログラミングを言葉にして伝える設計図です。 具体的には、ログイン画面上でパスワードが一致した場合、どのような画面がどのように表示されるのかを正確に文章または図にしていきます。 また、詳細設計は細部まで決めていくことが必要で、プログラミングでのデータやプログラム、モジュールなどの専門知識が求められる工程です。
アプリ開発
詳細設計まで完了後、アプリ開発に取りかかりましょう。 正確に設計構築しているため、設計内容をもとにスムーズなアプリ開発作業を進めていくことができるからです。 具体的なアプリ開発時の注意点として、これまでの設計内容を元に開発を進めていくことを意識しましょう。 万が一、開発段階で急な変更を取り入れると、設計したものが崩れてしまう可能性があります。 設計した通り、忠実に開発を進めていきましょう。
アプリの動作テスト
プログラミング完了後に動作テストを実施し、不具合の有無を確認しましょう。 ユーザーと同じ目線で開発後アプリをテストすることで、開発時には気づかなかった修正箇所に気づく場合があるからです。 具体的な作業内容として、ゲーム機などの各デバイスで動作確認を行い、イメージ通り動かない部分は原因を突き止め、修正作業を行います。 「テストからバグの解消」を繰り返すことで、アプリ完成へと進めていきます。
アプリのリリース
テストをクリアした後で、アプリのリリースをしましょう。 具体的には、Windowsアプリの審査はMicrosoft Storeでアプリ公開申請を行います。 また、審査期間は1日~2日以内に完了するケースが一般的です。 開発アカウントの種類により登録料もかかるので、費用が異なる点も留意しておきましょう。 上記が、Windowsのアプリ開発の流れとなります。
アプリ開発でスキルアップする方法
アプリ開発でスキルアップする方法として、
- インターネットで学習する
- 書籍を購入して学習する
- アプリ開発会社で実務経験を積む
があります。 努力を続けていき、アプリ開発の就職を目指すこともできますよ。
インターネットで学習する
YouTubeやエンジニア経験がある方が、公開している個人ブログなどの情報を参考にすることで、インターネット学習ができます。 アプリ開発の分野はインターネット上で多くの情報収集が可能で、努力次第でフリーランスとして活動することもできる職種だからです。 例えば、オンライン学習サイトとして、
などがあり、有料ではなく無料で学習できるツールも多くあります。 また、プログラミングのエラー発生時などに、「teratail」「Qiita」など無料の質問サイトを併用する事で、アプリ開発の実践中に行き詰まった時も対処できます。
書籍を購入して学習する
技能レベルに最適な書籍を購入して自主的に学習することで、アプリ開発のスキルを高めることができます。 入門向けから中級編、上級者向けのように、アプリ開発スキルレベルに合わせた良書が本として出版されていて、無理なく学習を進められるからです。 具体的には、プログラミングスクールやレビューなどをチェックし、高評価のものを選ぶとスムーズにスキルアップできます。 これからアプリ開発の仕事に携わりたい人は、書籍を通してスキルを磨きましょう。
アプリ開発会社で実務経験を積む
アプリ開発会社に就職し、実務経験を積むことも有効な方法です。 本業のプログラマーと共に仕事に取り組む中で、アプリ開発の技法を幅広く経験することができるからです。 一例として、アプリ開発の実務経験がある人材を、積極的に採用している企業も存在しており、可能ならば実務経験を積んでおくと、プログラマーとして就職する道を開拓できます。 また、過去にアプリ開発の実務経験がある人は、就職してスキルを磨くことも一案です。
まとめ
今回は、Windowsアプリの特徴やWindowsのアプリ開発の流れ、アプリ開発でスキルアップする方法について解説しました。 基礎的な内容が多かったかもしれませんが、今後アプリ開発の仕事に携わりたい人は押さえておきたいポイントです。 本記事で取り上げた内容を参考にして、Windowsアプリ開発のスキルを磨いていきましょう。 また、最後にお知らせとなりますが、弊社ではアプリ開発のエンジニアを募集しております。 原則フルリモート勤務で、全国場所問わずに仕事が可能です。 さらに、全社員の有休消化率が85%以上で、快適に働ける環境が整っています。 これまでアプリ開発における実務経験がある方が対象ですが、長期的なブランクがある方の応募も積極的に受け付けております。 詳しくは下記のページをご覧ください。 株式会社イーディーエーの転職・中途採用情報 - 転職ならdoda(デューダ) スマホアプリ制作・開発会社を東京都内でお探しなら【株式会社イーディーエー】