アプリ開発日誌
2021.12.21
APIってなんぞや?
「APIってなんぞや?」
APIというワードを初めて聞いた時の私の心の声をタイトルにしてみました。
IT業界に入ったばかり、当時から尖っていたので、何でも横文字使うなよと怒りを抱いていたあの頃の自分に捧げる内容となっております。
【この記事のターゲット】
・エンジニア初学者
・APIをなんとなく知ったつもりになりたい人
・APIを説明しなきゃいけない立場の人
・APIを「あぴい」と読んじゃう人
APIとは
Wikipediaによると
アプリケーションプログラミングインタフェース(API、英: Application Programming Interface)[1]とは、広義ではソフトウェアコンポーネント同士が互いに情報をやりとりするのに使用するインタフェースの仕様である。
私はここで読むのを諦めた。
例えば、みかんを知らない人に、みかんの房の数とか、白いふさふさに栄養があるとか、白いふさふさを取って食べる人・食べない人がいるとか、そんなことを説明したところで相手はしょんぼりしますよね。
「みかんはオレンジ色の果物です。」
これが知りたいんですよ。
AとPとI
一度正式な名称に直します。
「アプリケーション プログラミング インターフェース」
なるほど、カタカナが増えた。
アプリケーション(A) → そのまんまですね。
プログラミング(P) → そのまんまですね。
インターフェース(I) → ?
インターフェースっていうのは「システム」と「何か」を繋げるための仕組みのことを指します。
スマホから電話をかける時、電話マーク押しますよね。
パソコンを操作する時、マウスを動かしたり、キーボードで文字を打ちますね。
ア◯クサを呼ぶ時、「ア◯クサ、歌を歌って」と声をかけますね。
この電話マークやらマウスやキーボード、「アレ◯サ」と呼ぶ等のことをUI(ユーザー インターフェース)や音声インターフェース、「システム」と「人」を繋ぐものと総称して呼びます。
つまり、APIとは「システム」と「アプリケーション」を繋ぐものということです。
アプリケーションは人のように手や声を使えないので、代わりにAPIごとに決まった呪文をプログラム内で唱えると、API連携ができます。ドラ◯エとかで魔法を唱えるイメージです。MPは必要ありません。
イメージこんな感じ
ブログアプリさん↓
「あたくしのブログアプリで世の中のニュースが見れるようにしたいわ!
でも、1からニュースを取ってくる機能をうちで作ると工数が1億人日かかるわ!」
ニュース配信アプリさん↓
「ニュースはあたくしの得意分野よ!ニュースAPIを用意しているわ!
この呪文(URIとかパラメーター)を唱えると、おたくからもニュースが見れるようになるわよ!」
「ニュースAPIで簡単にニュースが見れたわ!工数も3人日になったわ!」
↓↑ 必殺API連携(矢印)※「エンドポイントを叩く」
「いつでも最新のニュースをお届けするわ!」
「やだ、優しい世界!」
終わりに
ざっくりとではありますが、少しでもAPIってこんな感じなのね、と伝わると良いなと思います。
よく見るGoogleマップもAPI、大手SNSや有名ショッピングサイトもAPIが用意されていることがほとんどなのです。興味ある方は以下のリンクから便利なAPIを探してみても面白いかもしれません。
また弊社ではAPIを作ることもあります。API作れるよ!作ってみたいよ!なお方は、ぜひ求人に応募してみてください。