はじめてのアプリ発注
2016.07.14
アプリプロジェクトを失敗させない為に「お客様にご協力頂きたい」3つのポイント
ディレクターの髙田です。
入社後、様々な案件を担当させて頂きましたが、
プロジェクトが円滑に進んだ案件もあれば苦い経験をした案件もありました。
今日はその中で体感したプロジェクトを失敗させない為に、お客様にも是非ご協力頂きたい3つのポイントを紹介します。
1.やりたい機能とサービスイン時期のバランスを取る
まず1つ目はやりたい機能とサービスイン時期のバランスを考えることです。
このバランスがプロジェクトを成功させる上で肝だと思っております。
特にB to C向けのアプリですと、サービスインまであと2か月!と差し迫っているのにも関わらず、
「あれもやりたい」「これもやりたい」と機能を詰め込み過ぎて、結果サービスインが遅れたり、
ユーザビリティ的に中途半端なアプリになってしまう場合があります。
ですのでやりたい機能と開発スケジュールのバランスを見て機能に優先度を設け、
サービスイン時にマストでないと思われる機能は、サービスイン後の保守運用の中で機能追加をしてなど、
長期的なスパンで機能とスケジュールのバランスを取ることが重要です。
2.要件定義に明確にする
2つ目は要件定義を明確にすることです。
要件定義の重要さについては別の記事でも触れましたが、
やりたい機能を更に明確にしていく作業が必要です。
例えば会員登録やログインが必要なアプリであれば、FacebookなどのSNSでもログインできるようにするのか、ユーザーに入力してもらう項目は何を設けるか、等です。
また意外と見落としがちなのですが、管理システムと呼ばれる、実際に運営者が操作する管理画面の要件定義です。
特にEC系などのアプリでは、管理画面の方で商品登録や受注管理を行いますので、どのような管理が必要かを掘り下げていくことで、サービスイン後の保守運用の負担がグッと下がります。
3.受入テストを充分に行う
3つ目は受入テストを充分に行うことです。
サービスインまでの期間が限られている場合、「受入テストは必要ない!」とのご意見を頂く場合もあるのですが、
これは開発チームで開発したアプリのデザインや動きが、お客様のイメージ通りのものになっているか確認頂く大事なフェーズです。
開発チームでも最大限ユーザーや運営側のフローを考えて開発/バグ修正を行いますが、リリース前にお客様にチェックして頂くことにより、よりご要望に沿ったアプリをリリースすることができます。
まとめ
アプリプロジェクトを成功させる為には、開発チームの努力はもちろん、お客様のご協力が必要不可欠です。
「アプリを作ってサービスインしたい!」という方がいらっしゃいましたら、今後の参考にして頂けますと幸いです。