アプリ業界気になるニュース
2021.08.27
スマホ利用のここ10年の軌跡について考察してみる
e.d.a がスマホ開発を始めて10年超。
2010年、モバイル端末利用率がパソコン利用率を超えて以来、
今ではスマホで何でもできる時代になってます。
そう、スマホは人々の生活に欠かすことのできない(ありふれた言い方)
モバイルツールになっています。
現在、スマホの利用率は10代20代は既に90%を超えていて、
恐らく10歳~12歳くらいまでの小学生でまだスマホを買ってもらっていない
ごく一部のお子さんたちが利用していないだけで、
それ以外の若年層はほぼ全員スマホを持っている、
くらいの感覚かもしれません。
一方で、60代だって負けてはいません、年々利用状況は上昇しており、
その上昇率は40代50代よりも目覚ましいものがあります。
そういえば、確かにdocomo Shop 行くと多いな…と思うのは私だけ?!
反面、パソコンの利用率は年々減っている、という事も事実らしく、
仕事で使う以外でパソコンを使う事はなくなるのかしら、
と思うほどになってきました。
が、案ずるな諸君、私みたいな両刀使いは世の中になんと多い事か。
スマホのみ、というのもすごいけど、スマホ+PC入れたら92%もある!!
アプリ開発と一緒にWebシステム開発一緒にお願い、
っていう問い合わせが多いのも分かる気がする・・・。
気になるのは、実は男性の方が女性よりも浮気性が多いという事実。
思いのほか、男女間でこんなに利用率が違うのね、
と考えさせられたデータでした。
最近、情報通信白書2021年が総務省から発表(発行?!)されており、
それを見ると、ネットを使って何をしているのか、というのが分かるグラフがこちら!
- ネットショッピング
- 支払い・決済
- 地図・ナビゲーション
- 情報検索・ニュース
- 動画配信
- QRコード決済
- メッセージングサービス
- SNS
- 予定管理・カレンダー
とまぁ続くわけですが、
ふと、あれ、これって全部スマホで利用してますけど、
と気付くわけです。
それくらい、今のサービスはスマホを使っている、わけです。
過去にこの種のアプリ、開発してるぞ…と鼻高に感じながら、
ネットショッピングや決済はまぁ当然かと思いましたけど、
ゲームは意外と入ってなくて、
動画配信サービスが思いのほか上位なのは驚いた。
コロナウィルスの影響もあってか、
巣ごもり需要で最も景気がいいのが、動画配信サービスらしいっす。
- Netflix
- Amazon Prime Video
- U-NEXT
- DAZN
- Hulu
- dTV
- dアニメストア
- ディズニー+
- NHKオンデマンド
- TELASA
- Paravi
- ABEMA プレミアム
上記はOTTサービスで占められていますが、
NHKオンデマンド含め、各キー局のアプリもかなり頑張っているのでは、
と感じているのは私だけでしょうか。
恐らく、来たるIPリニア配信に向けた準備だと思いますが、
いよいよテレビがネットにやってくる!
そうすると、家で見るのがテレビでぇ、外で見るのがネット?!
だったのが、これから先一体どうなるんでしょう…。
年齢別にスマホとテレビの利用率をみると、言わずもがな、なんですが、
テレビをみる機会が少ない若年層がこれからどうなっていくのか、
みものではあります。
デバイスとしてのテレビは、OTTサービス用のデバイスに代わり、
テレビはスマホで見る時代?!
テレビはさらに大型化し、いずれプロジェクターにとってかわる?
いや、壁そのものがモニターになって・・・
あれ、テレビっていったい何?!
だいぶ話が逸れましたが、
この10年、スマホ台頭により、世の中だいぶ便利になりました。
この数年でコロナの影響もあり、生活習慣もさらに変化し、
これからさらに10年、劇的にかわっていくことでしょう。
どう変わっていくか、注視してその波に仕事で乗っていきたいな。
そんな事を思う、この頃でした。
追伸
実はテレビって淘汰されるデバイスなのかも。