アプリ開発日誌
2021.03.26
手間の短縮が顧客獲得に繋がるお話し
皆さん乗り物は運転されてますか?
私は普段からバイクに乗っているのですが、給油するときはいつもセルフ給油が出来るガソリンスタンドを利用しています。
セルフの方が値段も安いですし、特殊な車両なので他人にあまり触られたくないという考えもあります。
ある週末、出発前に給油しようといつものセルフスタンドに行くと店員さんに声をかけられました。
「お客さんエネキー作りませんか?」
エネキー?なんぞやそれ?こちとら一刻も早く走り出したいんじゃい!!と思いつつ話を聞くと、
エネオススタンドならワンタッチで給油が出来るスマート決済ツールだそうな。
決済と聞くと手続きや書類記入が面倒な印象が…時間もないので断ろうとしたところ
「1〜2分で作れますよ」
え?!どうやって?ふつう登録とか2~30分かかるものでは?
決済ツールより登録手順の方が気になってしまい、エネキーを作る事にしました。
タブレットで免許証を撮影!登録者はサイン一筆のみ!!
店員さんに促され店内に入ると出てきたのはiPad。
免許証と引き落とし用のクレジットカードを店員さんに渡すとそのiPadでパシャりと撮影。
すると画面内の項目に自動で全情報が入力されている!
入力内容を確認して問題なければ最後の項目にサインをして完了。
その場でエネキーを受け取る事が出来ました。
あっという間な登録を実現出来たのは、タブレットに搭載された登録専用のアプリケーションのお陰だったんですね。
手間の短縮は顧客獲得に直結する
どんなに素晴らしいサービスでもユーザーがいないと意味がありません。
最初のユーザー登録が面倒で時間がかかるとその時点でユーザーは離脱してしまいます。
最新の技術でユーザーの手間をとことん削る事で、離脱を防ぐと同時に今回の事例のように営業もかけやすくなります。
私のようなせっかち人間でも「1~2分なら登録してやるか」って気持ちになりますからね(笑)
弊社では端末のカメラ機能による情報の取得や専用アプリケーションの開発知見が豊富にございます。
アプリケーションの開発、業務の短縮化等お考えの際は是非一度弊社にご相談下さい!
余談:エネキーを実際に使ってみた感想
めちゃくちゃ便利です。特にバイクを乗っている方に強くオススメします。
バイクの場合は車と違い、バックやポケットから財布を探したりグローブを毎回外したりしないといけないのでセルフ給油だと結構面倒なんですよね。
バイクの鍵にエネキーをぶら下げておけば、タッチして給油して蓋してレシートを回収で終了です。圧倒的速度感。
各社決済ツールを出している
今回紹介したのはENEOSの「EneKey(エネキー)」ですが、
出光からは「DrivePay(ドライブペイ)」、昭和シェルからは「EasyPay(イージーペイ)」という
エネキー同様、非接触ICチップ内蔵のキーホルダー型決済ツールを出しています。
それぞれのガソリンスタンドで発行が可能なので利用してみては如何でしょうか。