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【No Code】コードを書かなくてもよい時代についての考察

【No Code】コードを書かなくてもよい時代についての考察

こんにちは。

2020年も終わりの中、バズワードとして「No Code」という単語が流行ってきました。

おそらく2021年にはエンジニアやトレンドに敏感な人だけでなく、
一般の方も耳にするレベルになっているのではないでしょうか。

あえてバズワードという単語を使いましたが、
それは仮想通貨やブロックチェーン、AIなどの単語と同じように、
「定義」や「現状できること」が曖昧で期待されすぎてしまっている単語だと思っているからです。

しかし、時代の流れとしては必然性があり、確実に無視できないものです。

アプリ開発をするにあたって個人や会社単位でどう動いた方がいいかなどのも踏まえて、
コードを書かなくてもよい時代について考察してみました。

No Code とは?

現状の定義は「コードを書かずにアプリ開発をする」というところだと思います。

実は定義がどんどん膨れ上がっていて、専ら「コードを書かなかったらなんでも No Code」という感じになってきつつあります。

定義が曖昧になってきていると強く感じたのは「NoCode Summit 2020」というイベントに参加した時でした。

現在、「No Code」や「Low Code(ほとんどコードを書かない)」と言い張っているサービスが増えています。

「コードを書かずに業務が改善できる」などのサービスは、いわば「自動化」サービスであり、昔からコードを書かずに実現できるように工夫されてました。

エンジニアからすると「言い方を変えているだけ」に感じたり、「なんで当たり前のようにやってきたことを全く新しいことのように話しているんだ?」というような違和感を感じるかもしれません。

僕が最初に「No Code」という単語に抱いた印象としては、

「今まで開発会社に頼んでいたようなアプリ開発がコードを書かずに実現できる」

というものでした。

それはちょっとした業務レベルの話ではなく、フロントエンド・バックエンドをしっかり作っていたようなアプリ開発の話です。
その可能性が実現され始めたこと、絵空事ではなく実例が出始めたこと、それによって「No Code」という単語が注目されているのだと考えています。

No Code サービス 3選

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No Code サービスの中では難易度が高めと言われていますが、その代わり本当に色々なサービスが作れます。

今のところWebアプリのみとなっていて、試しにURL一つでガワだけのネイティブアプリでも作れるかと思ったのですが、流石に iOS でいうタブバーなどは難しそうでした。
(できそうだけど違和感がすごい)

やるならちゃんと考えてから、ほぼ Web だけで動くネイティブアプリを作ることになりそうです。

普通の使い方とちょっと違いましたが … それでもめちゃくちゃすごいサービスです!

Screen Shot 2020-12-25 at 8.43.22 AM

難易度高めとはいえ、普段コーディングしているエンジニアからすれば GUI でほとんど作れてしまう訳なので簡単に感じるはずです。

しかし、GUI で操作できるが故に、ツールに慣れなければならないところが多々出てくるので慣れるまでは少しイライラするところもあるかもしれません。

それと知り合いのエンジニアから聞いた話だと、やはり書いた方が早い場合もあるようです。

値段は一人で開発する分には無料、規模が大きくなったり複数人で開発するには有料という感じでした。

一人と言ってもサービスの譲渡などができるので、無料で作って誰かに渡すこともできます。
https://bubble.io/pricing

Showcase で実際に作られたサービスが見れたりします。
https://bubble.io/showcase

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Adalo

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Web も iOS も Android も開発できるサービスです。

難易度は bubble よりも低いです。

「すごい!」と思うかもしれませんが、逆にいうとテンプレ感が bubble よりもやや強い印象です。

No Code サービスのほとんどに言えることだと思いますが、できることの上限はそのサービスによってある程度決まっており、その枠組みの中で工夫して開発することになります。

bubble より使ってみた時間は少ないので、実体験としては何とも言えないですが少し窮屈に感じました。

エンジニアとして仕事ができるかどうかという観点でいうと、bubble は案件によっては全然できそうなのに対して、Adalo はまだ難しいだろうと思いました。

(とはいえスマホアプリも作れるというのは大きなアドバンテージです)

少し話がズレますが、No Code サービスが続々とリリースされている中で、Flutter などのクロスプラットフォームのフレームワークのちょうど中間になりそうなものはまだないように思います。

しかし、それも時間の問題だと思っていて「Flutter x Firebase x No Code」のサービスのリリースが予定されていたりします。
https://flutterflow.io/#sign-up

Screen Shot 2020-12-25 at 9.10.37 AM

アプリ開発は基本的に「No Code で」みたいな時代は割と近いのではないでしょうか。

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Screen Shot 2020-12-25 at 9.13.36 AM

神がかり的な UX でめっっっっちゃくちゃ簡単にアプリが作れます。

UIを選択するだけでほぼ完成です。
クリックするだけ。ドラックすらほぼいらない。

データは Google Sheets で調整できます。

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すごい。

圧倒的な全能感に浸れますが、割とすぐにできることの限界に気がつきます。

ですが No Code という驚異的なムーブメントを知るにはこれ以上に最適なサービスはないというくらい、エンジニアにも一度触ってみることをオススメしたいサービスです。

非エンジニアの方には尚のこと、一度触れてみることをオススメします。

「URL開いて誰でもすぐにアプリ作れるって…どういうことなの !!??」

まさにそういう体験です。

リスク

現状、No Code サービス は作ったサービスのほとんどをそのサービスに任せることになるので、サービスが終了したらどうなるのか、といったかなり大きなリスクがあると思います。

大きな案件になった場合などはバックアップをどうするのか、スケールした時にどうするのかなどの課題があります。

ツールとしての No Code

上記でサービスの比較などを行いましたが、多くのサービスを組み合わせたり、使用するサービスの選択などもかなり重要です。

bubble は何でもできると言いましたが、同じような No Code サービスでも一つのジャンルに特化したようなサービスがあります。

わざわざ自分で 1 から作るよりも、そういったサービスを利用する方が早いこともあるということです。

例えばメルカリのようなサービスを作るのであれば「arcadier」というサービスが良いようです。
(参考 : 【NoCode】コードを書かずにメルカリのようなサービスを1時間で作ってみる

Screen Shot 2020-12-25 at 10.24.35 AM

つまり、今までのアプリ開発と同じようにツールとしてサービスを取捨選択する必要があります。

コードを書かなくてもよい時代が来る必然性

「No Code」が流行るのはよくよく考えると当たり前のことです。

今のエンジニアだって、本当はコードを書かなくても画面を作りたいし、コードを書かなくてもデータの制御をしたいです。

そういった欲求があるからこそ、コードを書かずとも開発できる時代が来ることも当然です。

では、最後に「そういった流れの中でエンジニア個人や開発会社としてどう動いた方が良さそうか」
を考察してみます。

個人や会社の動き方

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「No Code」が当たり前になれば、開発の敷居を大きく下げ、
開発スピードも今までとは比べ物にならなくなります。

そしてコードを書くのが前提ようなのアプリ開発は、
リスキーで超ハイエンドなものとして扱われるかもしれません。

「エンジニアやアプリ開発をしたい個人」としては徐々にデザインや UX に関する能力が必要になってくるはずです。

デザインは開発とほぼ同じような工程で行われることになるでしょう。

「No Code」が当たり前なら、デザインと同時にアプリの動きを考えるのが当たり前だからです。

しかし、何もいきなりデザインなどの本をたくさん読む必要はなく、実際に No Code ツールでアプリを作った方が早いと思います。

「勉強」より「経験」の方が身になるので、実際にデザインしながら動くものを作った方がスキルアップが早いはずです。

「アプリの開発会社」としては「コードを書かずに素早く開発できる体制」と「コードを書いてハイエンドな開発ができる体制」をどちらも対応できるようにするのが良いと思います。

コードを書くのが前提の開発しかできずに納品までノロノロしているような会社だと、
一人でデザインも開発もやって爆速で納品できる「個人」にすら敵わないかもしれないからです。

しかし、「どちらにしても安心して任せられそう」という立ち位置を確保できれば、かなり差別化できて優位になるはずです。

来年、再来年の間ではそこまでにはならないかもしれないかもしれませんが、コードを書かなくなっていく流れは確実に進んでいきます。

いずれにせよ、個人としても会社としても「No Code 開発もできますよ」と言えるようにするのは、アプリ開発をするにあたって良い戦略だと考えます。

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