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2019.11.18
省データモードの効果って?iOS13の新機能をチェック
iOS13ではさまざまな新機能が追加されましたが、中でも地味にうれしいのが「省データモード」だったりします。省データモードは、文字通りスマホの通信量を節約できる機能ですが、この設定のせいでメールやLINEの通知が来ない…なんてことになれば困りますよね。
そこで今回は省データモードで節約される通信と、通知周りの挙動に関して紹介していきます。
省データモードでできること
iOS13の省データモードを利用すると、以下のような変化が起こります。
・App は、積極的に使っているときでなければ、データ通信の使用を控えます。
・「App のバックグラウンド更新」はオフになります。
・コンテンツのストリーミング時の品質が低下する場合があります。
・自動ダウンロードと自動バックアップが無効になります。
・iCloud 写真などのサービスはアップデートを一時停止します。
(引用:https://support.apple.com/ja-jp/HT210596)
イメージとしては、iOS11からあった「低電力モード」に近い挙動ですね。低電力モードと異なるのは、ビジュアルエフェクトの停止や自動ロック時間の短縮などの部分でしょうか。
ほかにもApp Storeアプリ上での動画の自動再生が停止するなどの変化によって、通信量を節約する効果が得られます。
モバイル通信でも、Wifiでも設定OK
省データモードは、モバイル通信はもちろん、Wifi使用時にも設定することができます。
モバイル通信の場合は、設定アプリの「モバイル通信」→「通信のオプション」に省データモードの項目があります。
Wifiの場合は、「Wi-Fi」→アクセスポイント名の右にある「i」ボタンへ進めばOK。
これにより大手キャリアや格安SIMだけではなく、WiMAXのような通信制限のあるWifiや、テザリングを利用している状況でも通信量を節約することが可能になります。WiMAXやスマホの2台持ちユーザーにとっては大きなメリットですね。
メールやLINEの通知は届く?
さて、気になる通知周りの挙動に関してですが、低電力モードと同様にアプリの通知はしっかり届きます。
省データモードに設定してLINE通知がチェックできなくなったら元も子もないですし、この点は安心ですね。というわけで、通信量が気になる月末などは特に、省データモードを積極的に活用していきましょう。
まとめ
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