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2019.10.30
ポイント等発行額が1兆円突破!ユーザー還元を上手に取り入れよう
最近ではFinTech(フィンテック)が話題に上がることが多くなり、金融とITとの融合に力を入れている企業も増えてきました。FinTechというと、電子マネーやコード決済などを連想することがほとんどだと思いますが、Tポイントや楽天スーパーポイントといったポイントサービスも、古典的なFinTechの1つと呼べるでしょう。
私たちの身近に存在するポイントサービスは、2018年には年間発行額が1兆円を突破したことが注目を浴びています。
2018年のポイント・マイレージは1兆21億円以上!
株式会社野村総合研究所が2019年9月に公表したニュースリリース「ポイント・マイレージの年間発行額が1兆円を突破」という記事によれば、国内の主要企業が発行した2018年のポイント・マイレージ総額が、現金換算で1兆21億円を突破したと報告されています。
その大半を占めるのは、クレジットカード会社と家電量販店、携帯電話事業者によって発行されたポイントだといいます。特にクレジットカード業界では、年間発行額が3,334億円と推計されており、14.2%の大幅な伸びを記録しています。
2023年には1兆1600億円に達する見込み
2014年には8,495億円と推計されていたポイント・マイレージの発行額が、2018年には1兆21億円に。そして2023年の予測では1兆1,677億円という規模に達するとされています。
今後発行規模の拡大が見込まれる業界としては、「クレジットカード」「インターネット通販」「航空」の3つがあげられています。
特にネット通販業界は、ユーザー還元に力を入れよう
ポイントサービスでユーザー還元を拡充することができれば、サービスの継続的な利用や売上規模アップにつながる可能性が高まります。「導入したいと思っていたけど、先送りにしていて…」という企業にとっても、1兆円規模の現金相当額が動いているとなれば今すぐ導入する理由にもなるでしょう。
特にECサイトを運営しているという企業では、クレジットカード決済に対応するのは当然として、大手のポイントサービスと提携したり、独自のポイント還元システムを開発したりして、集客に努めるよう工夫してみてはいかがでしょうか。
まとめ
私たちイーディーエーでは、クライアントの要望に対して的確にお応えしたスマホアプリ開発を続けています。ファイナンス分野でも数多くの開発実績がありますので、興味がある方はぜひ一度ご相談ください!