アプリ開発日誌
2019.07.01
【iOSアプリ開発】Objective-CとSwiftどっちを選ぶべき?
iOS向けアプリを開発する場合、Objective-CまたはSwiftを使って開発することになります。昔から使われてきたObjective-Cと、最新のSwift、どちらを使うべきか悩む人もいるかもしれません。
ここではiOS向けアプリの開発を行う際、どちらの言語を使うべきかについて取り上げていきます。
Objective-Cの特徴
Objective-Cは、C言語をもとに開発されたプログラミング言語です。1980年代から使われてきた歴史を持ち、これまでに蓄積されてきたライブラリ類が豊富で愛用しているエンジニアが多いことが特徴です。
一方でObjective-Cの表記は独自のものを採用しており、初学者にはわかりづらいという欠点も持っていました。プログラムを書く際のコード量が多く、開発に時間がかかることも課題で、新たに習得する際にも多大な時間と労力を必要とします。
Swiftの特徴
Swiftは2014年にリリースされた新しい言語で、Objective-Cよりもシンプルな表記でプログラムを動かすことができる点が特徴です。RubyやPythonのように習得までの難易度が低く、初心者でもマスターしやすい側面も持ちます。
Swiftの短所としては、毎年バージョンアップが行われていることから、更新のたびに新しいことを覚える必要がある点があげられます。リリースから5年ほどとまだまだ歴史の浅い言語のため、参照できる情報が少なく、実績に乏しいエンジニアが多いことも課題です。
結局、どっちを使うべき?
開発コストを抑えてスピーディにアプリを開発し、メンテナンス性も重視したいと考えるのであれば、間違いなくSwiftを使うべきです。
同じプログラムでも、Swiftと比べてObjective-Cは書くべきコードの量が非常に多くなります。それが開発コストの増加につながり、複雑なコードのせいでバグやエラーチェックの手間もかかってしまうのです。
したがって、過去のライブラリ類を活用したいといった特別な事情がない限り、iOS向けアプリの開発はSwiftを用いることをおすすめします。
まとめ
私たちイーディーエーでは、iOS向けを含めたスマホアプリ開発に携わっています。「今からSwiftをマスターする自信がない」「専門家に相談して、手っ取り早くiPhone向けアプリをリリースしたい」と考えている方は、ぜひ私たちにお声がけください。
一緒に最高のアプリを生み出しましょう(^o^)/