アプリ開発日誌
2019.04.24
ネイティブアプリとWebアプリは何が違う?特徴と開発コストまとめ
非エンジニアの方であれば「アプリ」と一括りにしている方がほとんどだと思いますが、実はアプリ開発にも2種類のタイプがあります。それが「ネイティブアプリ」「Webアプリ」の2つ。
両者にはそれぞれメリット・デメリットが存在し、コスト面や収益性でも大きな違いが出てきます。ここではネイティブアプリとWebアプリの違いと、それぞれの特徴について比較します。
ネイティブアプリの特徴
私たちが一般に「アプリ」と呼ぶものは、基本的にこちらのネイティブアプリに分類されます。LINEやChrome、Evernoteなど、AppストアやGoogle Playストアからインストールするアプリのことを指し、OSごとに開発が必要になります。
スマホに通知を送信したり、アプリ内課金を設定したりできるのはネイティブアプリのみ。ホーム画面にアプリアイコンを設置することができるため、インストールしてもらえば継続的に使ってもらえる利点があります。
ただしAppストアやGoogle Playストアにおける審査があったり、プラットフォーム利用料がかかるというデメリットも存在します。
Webアプリの特徴
一方のWebアプリは、SafariやChromeといったブラウザ内で動くアプリのことを指します。スマホではあまり使ったことはないかもしれませんが、パソコンからGmailやGoogleカレンダーのページを開いたことのある人は多いでしょう。
これらのブラウザ内でアプリのように動くものが、Webアプリと呼ばれる存在です。
Webアプリの場合はネイティブアプリと異なり、スマホやパソコンにダウンロードする必要がなく、プラットフォームの利用料もかからないというメリットがあります。Google検索からの流入も期待できるため、新規ユーザーを獲得しやすい側面も持っています。
あくまでもブラウザ内で動くアプリのために、通知の送信やカメラの立ち上げには非対応。ネイティブアプリと比べると限定的な機能しか使えず、動作も重くなりがちな点には注意が必要です。
結局、どっちを選ぶべき?
では、結局のところどちらのアプリ開発を行なえばいいのでしょうか?
これにはアプリを配信する目的やリソースの問題もありますので一概にはいえないのですが、ゲームやSNSのようにスマホの機能を最大限に生かすアプリはネイティブアプリが向いているでしょう。
SEO対策により新規ユーザーを集めたい場合、スマホだけではなくパソコンユーザーのニーズも取り込みたいという場合には、Webアプリが適しています。
どちらを選ぶにせよ、まずはアプリ開発を担当する会社やチームに相談することが大切。作りたいアプリの内容を固めてから、「どちらがいいと思う?」とエンジニアに相談することで、ベストなアプリ開発に結びつくはずです。
まとめ
ネイティブアプリとWebアプリ、両者の違いを理解することはできたでしょうか。
「だいたいは把握できたけど、いまいちピンとこないかも」
「どちらがいいかわからないから、専門家に相談に乗ってほしい」
という方は、アプリ開発を手がける私たちイーディーエーにご相談ください。仕様決定も含め、最高のアプリ開発のお手伝いをさせていただきます!