アプリ業界気になるニュース
2019.02.27
世界のアプリストア市場が13兆円規模に!国内でも活性化の予感
アプリ調査会社として世界的に有名なApp Annieが公開したレポートによると、アプリストアでの2019年の支出額は、世界全体で1200億ドル、日本円にして13兆円に達すると見込まれるんだとか。
アプリを通じたマネタイズの有効性がさらに高まり、アプリ開発のニーズも右肩上がりを続けそうな予測データなのでご紹介します。
1.全世界アプリダウンロード数は2000億へ肉薄
App Annieが発表した「モバイル市場年鑑 2019」では、全世界におけるアプリのダウンロード数やアプリストアにおける消費支出、1日あたりのスマホ利用時間などの統計が公開されています。
(出典)
中でもアプリダウンロード数に関しては、2018年に1945件を突破したことが示されています。中国やインドといった新興市場がダウンロード数を大きく伸ばしており、アプリ開発会社にとってこういった国々への進出することの重要性が理解できますね。
2.アプリ利用時間は2016年から50%増!平均3時間
アプリ利用時間に関しても年々上昇傾向にあるようです。中でも利用シェアを大きく伸ばしているジャンルとして、動画プレーヤー&エディタ、エンターテイメント、写真などがあげられています。
(出典)
1日平均のモバイル利用時間については、日本では3時間程度。1日のうち13%ほどの時間を、スマホ利用に費やしていることになります。全世界で見ると、アプリ利用時間は2016年から50%の伸びを記録しているんだとか。
3.ゲーム分野を中心に世界経済の5倍ペースで成長
このレポートの中でも最も驚くべき数字は、アプリストアにおける消費支出の増加ペースでしょう。2016年以降順調に右肩上がりを続け、ここ3年間での平均成長率は29%を記録。これは世界経済全体の成長率と比較して、5倍という驚異的なペースです。
(出典)
中でもゲームアプリが成長の牽引役として示されており、ゲームアプリの購入やアプリ内課金で、アプリストアの消費支出を大きく引き上げることが予想されています。スマホ向けゲーム開発で大きな利益を得られるというのは、直感的にも理解しやすい話ではないでしょうか。
まとめ
App Annieのレポート内容を踏まえれば、世界全体で見れば今後もアプリ市場は活性化していくことが想像できます。特に中国やインド、インドネシアといった新興国は大きなポテンシャルを秘めており、これらの国々に進出する日本のアプリ開発企業も増えてくると考えられます。
私たちイーディーエーでも、ゆくゆくは世界進出も見据えてスマホアプリ開発に取り組んでいます。グローバル単位で愛用されるアプリを開発したい方は、ぜひ当社にお声がけください!