アプリ開発日誌
2019.02.19
「要件定義」とは?アプリ開発を発注する前に確認しておこう
アプリ開発を行う上で重要なステップの一つが、「要件定義」です。要件定義がうまくいっていないと、アプリ開発が失敗に終わる可能性も高くなってきます。しかし、「そもそも要件定義とはどんなことを決めればいいのか分からない」という方も多いでしょう。
ここでは要件定義の概要についてご紹介していきます。
なぜ要件定義が必要なのか
アプリ開発を考えている方であれば、「こんなアプリを作りたい」というぼんやりとしたイメージがあることでしょう。その漠然としたイメージを明文化し、詳しく詰めていくのが要件定義というステップです。
例えばゲームアプリを開発する場合、どんなゲームシステムを使うか、BGMや効果音はどうするか、課金システムはどのように導入するか、などのポイントが挙げられます。
このような要件定義を通じてアプリを開発する目的をはっきりとさせ、ターゲットユーザーのニーズを改めて確認することが、要件定義の役割です。
要件定義で決定する項目
要件定義では、主にアプリの構築方式、UI、設計などに関する条件を取りまとめていきます。発注者と開発者とが綿密な打ち合わせを重ね、細かい部分まで突き詰めていくことがポイントになります。予算や開発リソースとも向き合いながら、優先順位をつけて要件定義を行うとよりスムーズに開発に取り組めるでしょう。
要件定義の次のステップとして、「設計」の段階があります。要件定義が明確になっているかどうかで設計ステップ以降のクオリティが変化することもしばしばあります。ですので、イメージ通りの高品質なアプリを開発したいのであれば、根本となる要件定義をしっかりと考えておくことが重要なのです。
要件定義までの流れ
要件定義の基本は、まず発注者と開発者で打ち合わせを行うことにあります。発注者側からすれば、事前に開発したいアプリの具体的なイメージを箇条書きにして、スムーズに要件定義を行えるようにすると良いでしょう。
開発者側からすれば、打ち合わせを通じてクライアントの潜在ニーズを積極的に聞き出すヒアリング姿勢が大切になります。
最終的には「要件定義書」を作成し、アプリ開発全体の方針を定めておきます。できるだけ具体的かつ細部まで決めておくことが、より良いアプリ開発のために不可欠なポイントです。
まとめ
私たちイーディーエーでは、クライアントとじっくりとミーティングを重ね、イメージ通りの高品質なアプリ開発を実現できるよう努めています。要件定義からしっかりと詰めていきたい方は、当社にご相談ください!
多くのユーザーに長く使われるアプリを作っていきましょう(`・ω・´)