アプリ開発日誌
2019.01.31
20〜30代はSafari。では10代は?「スクリーンタイム」解析によるアプリ利用ランキング
iOS12からiPhoneに搭載された「スクリーンタイム」という機能は使っていますか?この機能を有効にしておけば、過去1週間で自分がどんなアプリに時間を費やしていたのかを可視化することができます。
スマホ依存症の改善や、子どものスマホ利用時間チェックに役立つスクリーンタイムを使って、アプリの利用状況を調べたユニークな調査がありますのでご紹介します。
1.10代がもっとも使うアプリは「YouTube」
若年層向けのアンケート調査を手がけている「TesTee Lab」の調査「【スクショ解析】スクリーンタイムに関する調査」によると、10代・20代・30代と年代別にみたアプリ利用時間のランキングが紹介されています。
> 第1位は10代が「YouTube」で47.6%、20代は「Safari」で61.5%、30代以上は20代に10ポイント以上の差を付けて「Safari」で74.3%となりました。
(出典※)
20代以降はSafariで検索したり、Webメディアを読んだりすることが多い傾向にあるということでしょう。対して10代の場合は、YouTubeを目的にスマホを利用する人が多いことがうかがえます。
2.1日あたりスマホ利用時間は5時間前後
スクリーンタイムには、1日あたりのスマホ利用時間を表示してくれる機能もあります。これを集計した1日あたりのスマホ利用時間は、全年代で5時間前後という結果になりました。
> 画像解析の結果、10代は「4時間58分」、20代は「5時間25分」、30代以上は「5時間22分」と、1日あたりの平均利用時間が最も長いのは20代となりました。
(出典※)
1日が24時間で8時間を睡眠に費やすとして、残りの16時間のうち5時間がスマホ利用にあてられているということですね。割合にすれば30%以上。それだけスマホが私たちの生活に密着した存在であることが再認識できます。
3.YouTubeを長く使う人は、スマホ利用時間が長くなる傾向
もう1つ興味深いレポートとして、利用トップアプリ別に、スマホ利用時間を調べたデータもあります。LINEが利用アプリトップの人は、スマホ利用時間はどのくらいなのかを集計したものですね。
> 全年代において、利用TOPアプリが「YouTube」の人は、1日あたりのスマートフォン平均利用時間が最も長いことがわかります。
(出典※)
表から分かる通り、もっともYouTubeアプリを使うユーザーが、もっともスマホ利用時間が長くなるという結果になっています。YouTubeをよく使う人ほどスマホ利用時間が長いということですので、YouTubeを通じた広告・マーケティングの重要性がわかりますね。
まとめ
都内でアプリ開発を手がけている私たちイーディーエーでは、ターゲットとなるユーザー層やペルソナを明確にし、特定の「あの人」に刺さるスマホアプリを製作しています。
開発のご依頼はいつでも受け付けていますので、メールまたは電話で気軽にお問い合わせください。一緒に最高のアプリをつくりましょう(^o^)/
※TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co