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2018.12.26
指輪型の骨伝導スマホ!?スマートデバイス「ORII」が気になる
現代ではスマートフォンがメジャーな通信デバイスの1つになっています。しかしおそらく10年、20年後は今の形のスマートフォンが生き残っていることはないでしょう。
次世代の通信デバイスとして注目されているのは、耳・腕・指などに装着できるウェアラブル端末です。中でも指輪型スマートデバイスとして気になる商品を見つけたのでご紹介します。
1.指がスマホになる?「ORII」の特徴
(出典1)
+Styleというサイトで取り扱っている「ORII」は、指輪型スマートデバイスの1つ。香港のOrigami Labsという会社が開発する製品で、SiriやGoogleアシスタントといった音声アシスタントと連携して使うことが可能です。
本体のバイブレーションで通知を知らせ、指先を通じた骨伝導で通知音や音声が伝わるようになっています。もちろん通話も可能で、耳に指を当てて通話をする姿はまさに近未来の世界。
2.指先装着のスマートウォッチのイメージ
(出典1)
フラットなスクエアフェイスの本体デザインを見て、私が真っ先に連想したのはApple Watchでした。小型化して指先に装着できるようにし、タッチスクリーンを省いたスマートウォッチのようだな、と。
実際、スマートウォッチとできることはほとんど変わらず、アプリごとのバイブ通知パターンや、SiriやGoogleアシスタントの音声認識を使って、天気・スケジュール・TODO・SNSなどさまざまな場面で活躍しそうです。
3.実用性は指輪型スマートデバイスでも随一か
(出典2)
余談ですが、個人的には指輪型スマートデバイスとして「Oura Ring」に長らく注目していました。まるでファッションリングのようなデザインにも関わらず、睡眠トラッカー機能には定評があるデバイスです。
心拍数・体温・呼吸ペースといったデータを集める健康管理を目的とするなら、Oura Ringに軍配があがるでしょう。しかし通話やSNS利用といった実用面を評価するなら、ORIIは業界トップクラスに便利な代物になる予感がしています。
まとめ
ウェアラブル端末がスマートフォンに代わる通信デバイスとなったとしても、アプリという存在はなくなることがないでしょう。しかしORIIでも使われる音声アシスタントとの連携に関しては、今後の開発でも重視していく必要があるかもしれません。
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