アプリ業界気になるニュース
2018.12.10
小売業界に携わるなら見習いたいAmazonの注意喚起メール
「Amazonあんしんメール」というサービスをご存知でしょうか?ユーザー一人ひとりの購入履歴をもとに、家電やモバイルバッテリー、コンタクトレンズといった商品の安全な使用を促してくれるメールサービスです。
世界を代表する大企業Amazonの取り組みの1つとして、私たちもぜひ見習いたい姿勢ですね。
11月の終わりから12月初めにかけて、私のもとにも2つのメールがAmazonから届きました。それぞれの件名は以下の通り。
・【重要】電気ヒーター・ストーブ関連商品を購入されたお客様へ 冬の事故にご注意ください
・【重要】テーブルタップ・延長コード関連商品を購入されたお客様へ ~冬の事故にご注意ください
メール本文をよく読んでみると、過去3年から5年以内にAmazonを使ってヒーターや電源タップを買ったユーザーに送られてきているようで、冬季の火災防止など商品を安全に使うための注意喚起がなされていました。(参考:Amazonあんしんメールについて)
おそらく同じようなメールを受け取った方は少なくないでしょう。この「Amazonあんしんメール」がTwitter上で拡散され、「素晴らしい!」といった声が広がっています。
「Amazonあんしんメール」が話題となる発端となったのは、あるユーザーのつぶやきでした。Amazonを使ってハチミツと幼児用オムツを買ったユーザーが、「乳児のボツリヌス症にご注意ください」という趣旨のメールを受け取ったとのこと。(実際のツイートはこちら)
約9000件のリツート、約13000件のいいねを集めた人気ツイート(記事執筆時点)となっており、このつぶやきを機に「Amazonあんしんメール」の存在を知った方も多いのだとか。「赤ちゃんにハチミツをあげてはいけない」ということを知らなかった若い子育て世代にとっては、ありがたい注意喚起になったことでしょう。
小売に携わるビジネスパーソンであれば、「Amazonはすごいなあ」で終わらせてはいけません。自社のサービスにもぜひ取り入れられないか、検討してみる価値はあるでしょう。
たとえば、アプリ内通知で「Amazonあんしんメール」のような注意喚起をポップアップ表示することで、自社が販売する製品を安全に使ってもらうよう呼びかけることができます。ユーザーとの距離が縮まり、サービスに対する信頼度も上がることでしょう。
ユーザーの安全を守るための意義あるサービスですので、私たちも何らかの形で真似したいものですね。
企業の社会的責任(CSR)という言葉はすでに一般社会で浸透しましたが、こうしたAmazonの取り組みもCSRの一環と考えることができます。サービスやアプリの開発だけでなく、ユーザーの安全を守ることも会社の使命と言えるでしょう。
もしユーザー本位のアプリ開発をしたいとお考えであれば、私たちイーディーエーにご相談ください。人々の暮らしを支え、安全な毎日に貢献するアプリを一緒につくりましょう(^o^)/