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2018.12.04
なぜ?iPhoneXSやXRよりも”iPhone8″が人気を集め続ける理由とは
全国の店舗や通販サイトのPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2018年11月1日〜30日の間でもっとも売れたスマートフォンは「iPhone8」という結果になりました。2018年9月に発表されたiPhoneXR、iPhoneXSを抑えて1位獲得です。
新型のiPhoneが発売されているにも関わらず、なぜ旧型のiPhone8が売れ続けているのでしょうか?その理由を考察していきます。
iPhone8が選ばれ続ける理由の1つとして、まずは値段の安さが挙げられます。iPhoneXRやiPhoneXSが発売されて以来、Appleは旧型のiPhone8やiPhone7の値下げを発表しました。
結果、Apple公式サイトでの各iPhone(64GBモデル)を比較すると、以下のような価格となります。
・iPhone8:67,800円
・iPhoneXR:84,800円
・iPhoneXS:112,800円
(2018年11月現在)
iPhone8とiPhoneXSとを比べると、45,000円の差があります。この差額で9.7インチiPad(37,800円から)を購入できることを考えると、iPhone8の人気も納得できる話です。
iPhoneX以降のモデルでは、ホームボタンが廃止され、やや使い勝手に変化が加わることになります。ホームボタンを使い慣れている往年のiPhoneユーザーからすると、手を出しづらい印象があるのでしょう。
とはいえ、過去にはiPhone5からiPhone6へ、本体サイズを中心にモデルチェンジした際にも似たような傾向がみられましたし、今後は徐々にホームボタンがないiPhoneも受け入れられていくことが予想できます。
これまでは大手キャリアの2年縛りが解けるタイミングを機に、乗り換えや機種変更で最新のiPhoneへ買い替える例が一般的でした。ところが、すでにiPhoneの性能の違いは体感できないレベルに達しており、2年以上にわたり同じモデルを使おうとするユーザーが多くなっていることが考えられます。
加えて、最近では格安SIMが注目を浴びるようになってきました。手持ちのiPhoneはそのままにSIMだけ交換すれば、月額費用が半分以下になることも珍しくありません。そうした節約志向の高い人は、そもそも新しいiPhoneにあまり興味を示さなくなっているのでしょう。
アプリ開発するシーンでも、ユーザーがどんな端末を使っているのかは重要なファクターです。新たなアプリ開発を考えているのであれば、想定するユーザー層がどんな端末を使っているのか、調査して損はありません。
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