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2018.11.07
背面に有機ELの2画面スマートフォン「Nubia X」登場
昨今スマホの背面といえば、カメラや指紋認証センサーが搭載されているものが主流です。
そのため、スマホアプリ開発会社も、主流のスマホデザインを想定してスマホアプリを開発しています。そしてスマホアプリ開発会社が、普及しているスマホ本体が持ち合わせている機能やデザインに合わせて開発するのは当たり前のことです。
しかしそんな中、中国の中堅メーカーNubiaが2018年10月31日に発表した「Nubia X」は、背面に有機ELディスプレイを搭載する2画面ハイエンドスマートフォン。つまり表も裏もスマホの画面という不思議な製品を発表しました。
「Nubia X」の特徴
この製品の最大の特徴はその背面です。
Nubia Xを裏返すと、一般的なスマホとよく似た光沢仕上げの背面になっています。
そのため、一見すると今までに発売されていたスマホと変わりないように感じます。
ですがこの背面、実は内側に有機ELディスプレイを内蔵していて、設定画面から「Always On Display」をONにすると、時計や文字、アニメーションなどを背面。つまり裏側をセカンドディスプレイとして表示する事ができる様になっています。
表面と背面の使い分け
背面ディスプレイには、Android OSの画面を表示することができます。つまり、表面と同じ表示をそのまま裏面に出す事も可能になっています。
また、ブルーライトカット機能なども備えているため「目が疲れてきたな」と思った時に切り替えて使う事もできます。
背面のメインカメラは、2400万画素+1600万画素となっています。
そして背面ディスプレイをONにすれば、メインカメラをそのままフロントカメラとして撮影する事ができるほか、お気に入りの画像を常時表示させておく事も可能です。
一般的なスマホは、フロントカメラよりもメインカメラの方が画質が高いのが一般的なので、今まではどうしてもフロントカメラで撮影したものの画質が劣ってしまうのが当たり前でした。
ですが、この「Nubia X」なら、高画質なカメラを「メイン利用」「セルフィー利用」両方で使用する事が可能なので、画質を気にする必要がなくなります。
そして、フロントカメラをつける必要もなく、スライド式のカメラでもないので、ノッチなしの「完全なベゼルレスデザイン(全画面)」を無理なく実現する事ができています。
画面の切り替えは、両サイドにある指紋認証スイッチを同時に押すか、裏返すだけでセンサーが感知、自動で切り替えられるようになっています。
アスペクト比が同じなので、表面よりも背面の方が画面が小さくなりますが、メインディスプレイと同様に画面を表示する事はできます。
また背面ディスプレイは、ゲームプレイなどの際にボタンを振り分ける事も可能となっています。
これはスマホアプリ開発会社において、新しいサービス提供や「UI」などのアイディアにつながるかもしれませんね。
終わりに
実をいえば「表も裏も使える両面スマホ」というのは、これまでにもいくつか発売された事があります。
(例えば、元ロシアのYota Devicesの「YotaPhone」など。)
しかし、今までの両面が使えるスマホというのは背面がモノクロ表示だったため、Android OSを表示する画面としては使いにくく、カメラのビュワーとしても向いていませんでした。そうなると、スマホアプリ開発会社においても、その使い辛らさは変わらないでしょうし、普及しなかった要因の1つでもあると言えるでしょう。
その点「Nubia X」は背面もカラーという事で、うまく使い分ける事ができれば様々なシーンで役に立ちそうですね( ^ω^ )!
また、スマホ業界では2019年からはiPhoneからノッチがなくなるとも言われており、求められるデザインなども変化していきそうです。
そんな時代の流れに対して敏感に情報をキャッチし、それに対応していくことは、スマホアプリ開発会社として当然必要とする能力でもあります。
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