アプリ開発日誌
2018.11.01
意外と知らない「UI」と「UX」について。
あなたは「UI/UX」という言葉を聞いた事があるでしょうか?
おそらく、このサイトを見ている方はアプリ開発に興味がある方かと思います。
そしてデザイナーの方であれば、この「UI/UX」2つを理解している人も多いでしょう。
しかし、このアプリ開発でも重要な「UI/UX」というのは一緒に語られる事が多く、それぞれの意味の違いについてきちんと認識できていない人もいます。
それはアプリ開発初心者だからなどは関係なく、この「UI/UX」の違いについて微妙にズレた認識をしている人も多くいます。
「微妙なズレなら問題ないのでは?」と考えるかもしれませんが、この「UI/UX」をきちんと認識していないと、デザイナーとの間でコミニュケーションに齟齬が生じてしまう可能性があります。
ですから今回、そんなアプリ開発でも欠かせない「UI/UX」についてご説明させていただきます。
この機会に「UI/UX」2つの意味を改めて知っていただければ幸いです。
UIとは?
UIとはユーザーインターフェイス(User Interface)の略です。
Interfaceとは「接点、接触面」という意味で、UIは「ユーザーと製品・サービスの接触面」を指しています。
例えばスマホアプリの場合は、画面に表示されるデザインやフォント、製品の場合は製品そのものや外観など。ユーザーの視覚に触れる全ての情報がUIと呼ぶ事ができます。
UXとは?
UXとはユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略です。
Experienceとは「体験、経験」という意味で、UXとは「ユーザーが製品・サービスを通じて得られる体験」という事を指します。
例えばスマホアプリの中で「お問い合せフォームや購入ページまでの導線がわかりやすい」「対応が丁寧だった」というような、サービスの質に関わる部分などが「UX」となります。
つまり、サービスを利用する一連の行動の中でユーザーに「感動」「購買」など、どんな体験を与えられるかという事が「UX」になると捉えてください。
「UI」と「UX」の意味はきちんと理解しておく事が、アプリ開発においても大事
UIとUXはセットで語られる事が多い上に、文字も一文字しか違わないため、意味合いが混ざって認識をしてしまっている人も多くいます。
ですが、この「UI」と「UX」というのは単純にセットで語れるようなものではありません。
UIはターゲット層に受け入れられなければ、ユーザーはすぐに離れていってしまいます。UIというのはユーザーにUX、つまり体験を与えるために、どんな「画面デザイン」や「配置」の表現を用いるのかという部分を担っています。
そしてUXは感動や購買などの体験をユーザーに与えるため、ターゲットを選定する事が特に重要なポイントとなります。
ユーザーにコンバーションしてもらうためには、どのような感情を喚起すれば良いのかを考えるようにしてください。
そして「UI」や「UX」を高めるためには、ターゲットとするユーザーが「何をもって良いと感じるのか」「何を求めているのか」という事を明確に把握する必要があります。
「UI」や「UX」をさらに良くしたいと考えるのであれば、まずはペルソナを設定し、ターゲットを明確に認識しておきましょう。
(ペルソナ設定についてはこちらをクリックしてください。)
終わりに
アプリ開発にも欠かせない「UI」と「UX」。
冒頭でもお話したように、アプリ開発初心者かどうかは関係なく、UIとUXの違いについて若干認識が違っている人は多くいます。
ですが、UIとUXの違いをきちんと理解しておくと、アプリ開発の工程でスムーズな意思疎通をする事ができると共に、より良いアプリ開発にも繋がります。
ですから、良いアプリをつくりたいのであれば、この「UI」と「UX」2つの違いを明確に認識しておくことは大切です。
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