アプリ開発日誌
2017.04.13
ユーザーエクスペリエンスって何?
ディレクター兼デザイナーの木村です。
WEBやアプリ制作で一度は耳にしたことがあるユーザーエクスペリエンスという言葉。UIとUXってそもそも何が違うの?ユーザビリティと同じような意味じゃないの?と混同してしまう人の方のためにユーザーエクスペリエンスとは何か考えていきたいと思います。
User Experienceを略称してUXと呼んでいます。日本語で直訳するとユーザー体験と表現します。UXは、広く一般的な意味で使われおり、人間が体験する、生活すべてを対象にしているといっても過言ではありません。商品名やパッケージデザインを見て、その商品をイメージしたり、妄想することもUXと呼びます。
UIとUXの違いは?
UXとセットでよく使われる言葉にUIがあります。
User Interface(ユーザーインターフェース)を略してUIと表現します。インターフェースとは「何かと何かを繋げるモノ」とイメージするとわかりやすいです。WEBやアプリでいうと、フォントやボタン、メニューなど視覚から得られる情報をUIと呼びます。簡単に言うと、「UI」とはアイコンやボタンなどといった見た目のデザイン、「UX」はそのUIを実際に触る体験を示します。
しかし、UIだけが良いだけでUXを作るとは限りません。デザインが素晴らしくでもユーザーが使いやすいと感じなければ良いUXとは言えないのです。ユーザーが満足するUXを意識しながらアプリのUIをデザインすることが重要です。
UXとユーザビリティの違いは?
ユーザビリティは日本語に直訳すると「使いやすさ」と表現されますが、言葉の意味が多様のため学会などにおいても合意された定義はまだ確立されていません。著名なユーザビリティの定義としては、国際規格のISO9241-11での定義や、ヤコブ・ニールセンによる定義が挙げられます。2つの定義とも、「ユーザーに無駄な負担をかけさせない」「ユーザーが満足する」ことをユーザビリティの重要な要素として捉えていると言えます。
実際、UXはユーザビリティから始まったものの、次第にユーザビリティを包括するものになり、ユーザビリティは「モノがもつ属性」UXは「ユーザー側の属性」として考えることができます。
まとめ
UI/UXに着目すると、実用的なデザインでシンプルかつ機能性を上げつつユーザーが満足する機能を作ることが大切になります。最高に実用的なアプリは美しくもあり、操作性も楽しいものになっているものです。弊社ではユーザーに簡単、楽しいという感情を生み出すようなアプリを開発するよう心がけていますので、アプリ開発がご希望であればいつでもお待ちしております。