アプリ開発日誌
2017.03.24
ヨーダの名言に学ぶプログラマー道
続編公開で話題の「スターウォーズ」ジェダイの長であるマスター・ヨーダは、数々の名言を生み出しています。
ヨーダの名言から仏のような素晴らしい考え方を学べるように思います。
今回、そんなヨーダの名言から学べるプログラマーの心得を自分の解釈と紹介します。
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Attachment leads to jealously. The shadow of greed, that is.愛着は嫉妬に導く。それは強欲の影じゃ。
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You must unlearn what you have learned.(これまで)覚えたことを全て忘れるのじゃ。
覚えたことを「全て」忘れては困りますが、自分の中の設計概念や、以前自分が書いたことがある処理を今回も使えるだろうと安心してはいけないということだと思います。
iOSアプリは以前Objective-C言語で書かれていましたが、今社内のiOS担当でObjective-Cだけしか書けないというプログラマーはいません。
それはSwift言語が発表された時、積極的に新しい技術をプロジェクトに取り入れようという社内の姿勢が功を奏し、次の技術に飛び移ることができたからだと思います。
アプリ開発ではiOSやAndroidのOSがアップデートされる度にできることが増え、それ以前に書かれたソースは非推奨になっていたりします。それは以前のやり方に執着してその技術にこだわり続けていると、そのやり方がサポートされなかった場合にプロダクト的にも自分自身の雇用的にもリスクが大きいということではないかと思います。
変わるということだけが唯一変わらないITの世界で執着するという姿勢は推奨されないのかもしれません。
開発者、プログラマーは常にそういうリスクを抱えて仕事しているからこそ、技術者の需要は高いのではないでしょうか。
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Always in motion is the future.未来は常に動いている
技術は常に新しくなっています。Swiftも3.0にアップデートし、RxAndroidなどをプロジェクトに組み込むことでJava8の記法がつかえ可読性が向上しプロダクトの品質がよくなります。
好きな技術を勉強することが一番いいと思っていますが、もしもそれが必要なくなってしまった時のことを考えずにはいられません。
知的探究心とトレンドのバランスをうまく保つのもプログラマーの生存戦略なのかもしれません。
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Much to learn you still have…my old padawan.まだ覚えることはたくさんある、年老いたパダワンよ
Sphere of Influence社のソフトウェアデベロッパ、クリント・シャンクによると「技術者の市場価値は現時点での知識量ではなく、学び続ける姿勢があるか」とのことです。
若い技術者はエネルギーがあり、そうでない技術者は上手なアプローチの仕方で持っている。
新しい技術が公開されれば、学習効率は違えど、スタートラインは一緒です。
彼は僕の中のマスターヨーダです。
もし、学ぶ姿勢をやめ簡単な方法を選んだらどうなるのでしょうか。マスターヨーダよ。。
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If you end your training now — if you choose the quick and easy path as Vader did — you will become an agent of evil.もし今修行を止め、ベイダーのように手っ取り早くて簡単な道を選んだら、お前は悪の使いになるじゃろう。
わかりました。やってみます。。
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No. Try not. Do or do not. There is no try.違う、やってみるではだめじゃ。やるか、さもなければやらないかじゃ。”トライ”なんて存在しない。
イーディーエーではそんな学び続ける姿勢を持った技術者を募集しています。
May the force be with you.