アプリ業界気になるニュース
2017.03.02
スマホでライブ配信について
こんにちは、ディレクターの松浦です。
YouTubeのモバイルアプリからライブ配信が可能になりました!
ライブ配信といえばLINE LIVE、ツイキャス、ニコ生などがあり市場が活発になっています。
今回発表された機能はライブ配信の他、Super Chat(コメントを入力でき、視聴者が配信者に金銭的に応援できる機能)もあります。
現在のスマホでライブ配信を行うメジャーなアプリについて調べてみました。
スマホとライブ配信
LINE LIVE
LINEが運営している動画配信、視聴サービス。
国内利用者数5,800万人以上と圧倒的なシェアを誇る。
ユーザーの年齢層は10代〜50代と幅広い。
コンテンツは芸能人や有名配信者によるライブ配信のほか、雑談系なども多い。
特徴は、LIVEスタンプやフィルター機能を使って自分のライブ画像を盛れるのが楽しい。
また、コメントやギフト機能によって配信者と視聴者が交流できる。
ツイキャス
モイ株式会社が運営するサービス。
国内利用者数1000万人以上。
ユーザーの年齢層は10代、20代と若手に人気が高い。
コンテンツは著名人の番組の他、イケメンや美女による雑談系のライブ配信が多い。
特徴は、配信と視聴がそれぞれ別アプリになっているところ。
画質より、手軽さ、繋がりやすさを追求している。
利用者の90%以上がTwitterと連携して使っているせいか、配信者と視聴者が密に交流している。
ニコニコ生放送
ドワンゴ社が運営するニコニコ動画から派生したサービス。
国内利用者数500万人以上。有料チャンネルの総登録数は50万人以上。
ユーザーの年齢層は20代が多い。
コンテンツは、オリジナル番組の他、ゲーム実況などなどバラエティに富んでいます。
特徴は再生中にユーザーが再生画面上に自由にコメントを投稿できる機能。
(いまや他のサービスでも見られる機能ですが先駆者はニコニコ動画!)
ニコニコ動画やニコニコ超会議などイベントやオリジナルコンテンツも強い。
Facebook Live
Facebook が運営するライブ動画配信サービス。
国内利用者数2700万人。(海外では18億人以上!)。
ユーザーの年齢層は30代、40代が多い。
コンテンツは企業ページと連動した公式放送やキャンペーン的なものが目立ちます。
特徴はFacebookの連携にあり、友人同士が配信や視聴なども盛んです。
またPCから配信する場合、より高画質の配信が行える。
USTREAM
Ustream.tvが運営する動画共有サービス。
国内利用者数300万人以上。
ユーザーの年齢層は30代以上が多い。
特徴は、企業によるライブ配信が多く、新製品の発表会や株主総会の配信などに利用されています。
またNASAの動画など、魅力的なコンテンツも多く、根強い人気があります。
しかし、USTREAM ASIAの撤退が2016年2月から始まっており、寂しい限りです。
Twitch
Amazonが運営するサービス。(9億7000万ドルで買収!)
国内利用者数は少ないですが、海外利用者数6000万人以上。
ユーザーの年齢層は10代、20代が多い。
特徴はゲーム実況動画で、世界的にゲームイベントのライブ配信。
TVゲームは海外ではeスポーツと呼ばれ人気が高いコンテンツなのです。
まとめ
YouTubeの本格的な参戦により、スマホのライブ配信競争はさらに激化します。
高画質の配信。SNSとの連携。人気の配信者。
オリジナルのサービスやコンテンツがないと生き残りは厳しいでしょう。
力のあるところが他社を買収するなど、今後は統廃合が進むのではないでしょうか。
スマホの性能の向上と共に、手軽に高画質なライブ配信ができるようになりました。
さらに視聴者が配信者に経済的支援ができる。
今後も様々な機能が追加され、そのことでいろんな形のライブ配信が期待できます。
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