アプリ開発日誌
2026.01.21
この半年で実践してきた生成AIの業務活用を紹介
世の中には、生成AIのHow To記事が掃いて捨てるほどあります。
いろんなことに活用できることがわかっていて、知識としてそれを知っている人は多いけど、実際にいろんなことに使ってる人っているの?と気になっている人も多いと思っている小宮です。こんにちは。
最近は「生成AIをどう業務で活用するか」という話題がいろんなところに書かれています。
私自身も営業活動や提案業務、社内業務の中で生成AIを試しながら使ってきました。
生成AIは万能のツールではありませんが、うまく使うことで業務の整理や資料作成の効率を高めることができます。
この記事では、実際の業務の中でどのような場面で生成AIを活用しているのか、半年ほど振り返ってやったことの具体例をご紹介します。
提案書の構成作成
システム開発の提案では、顧客の課題を整理し、どのようなシステムで解決できるかをストーリーとしてまとめる必要があります。
例えば
- 顧客の業界
- 現在抱えている課題
- システム導入による解決策
- 導入後のメリット
といった要素を整理して提案書の構成を作ります。
この構成をゼロから考えると時間がかかるため、最近は顧客の課題や業界情報を生成AIに入力し、提案書の構成案を作る補助として活用することがあります。
その案をベースに内容を調整することで、提案書作成の初期作業を効率化しています。
システム機能の洗い出し
お客様から「こういうことをシステムで実現したい」という相談を受けた際には、必要な機能を整理する作業が発生します。
例えば
- 商品情報を管理したい
- 顧客情報を検索できるようにしたい
- スマートフォンから利用したい
といった要望から、
- 商品管理
- 顧客管理
- 検索機能
- 権限管理
などの機能を整理していきます。
この機能整理の初期段階で生成AIを使うことで、機能の抜け漏れや別の視点に気づきやすくなるというメリットがあります。
商談前のヒアリング項目整理
システム開発の商談では、限られた時間の中で必要な情報を確認する必要があります。
例えば
- システムを開発する目的
- それを使って何を達成するのか
- 既存システムの有無
- 想定している予算
- 希望するスケジュール
などです。
相談内容をもとに、生成AIに確認すべきポイントを整理してもらうことで、商談前の準備をスムーズに行えるようになりました。
商談前にお客様の業界や状況理解のための情報収集でも活用できます。
提案資料の説明文作成
提案資料では、システム構成図や機能一覧などの図表を作ることは比較的スムーズに進みますが、それを説明する文章を整える作業に時間がかかることがあります。
例えば
- システム構成図の説明
- 機能一覧の解説
- 導入メリットの説明
といったスライドの文章です。
こうした説明文の下書きを生成AIに作ってもらい、それをベースに自分で調整することで、資料作成の効率を高めています。
契約書チェックの補助
システム開発では、NDAや業務委託契約などの契約書を確認する場面も多くあります。
契約書の確認は専門的な知識も必要なため、最終的な判断は社内確認や専門家によるレビューが必要になりますが、生成AIを使うことで
- 注意すべき条項
- 一般的な契約との違い
- 想定されるリスク
といったポイントを整理する補助として活用しています。
契約条文の修正案作成
契約交渉では、条文の修正案を検討する場面もあります。
例えば
- 損害賠償の範囲
- 契約解除条件
- 責任範囲
などの条文です。
こうした条文について、生成AIに修正案のたたき台を作ってもらうことで、社内検討や調整の作業をスムーズに進めることができます。
ブログ記事の構成作成
イーディーエーのブログ記事を書く際にも生成AIを活用しています。
記事を書くときは
- 記事テーマの整理
- 見出し構成の作成
- 記事の流れの整理
といった作業が必要になります。
生成AIに構成案を作ってもらい、それをベースに記事を組み立てることで、記事制作の初期工程を効率化しています。
SEO記事の構成整理
Web記事では、検索ユーザーがどのような情報を求めているかを考えることが重要です。
例えば「アプリ開発会社」と検索するユーザーは
- 開発会社の選び方
- 開発費用の目安
- 開発の進め方
といった情報を求めているケースが多くあります。
生成AIを使って検索ユーザーの意図を整理し、記事構成のアイデアを考えることもあります。
議事録や情報整理
商談や社内打ち合わせでは、メモや議事録を作成する機会も多くあります。
例えば
- 会話メモ
- 決定事項
- 今後のタスク
などです。
こうした情報を生成AIに整理してもらうことで、社内共有用の議事録を効率よく作成できるようになりました。
思考整理・アイデアの壁打ち
生成AIを使っていて特に便利だと感じるのは、思考整理の壁打ち相手として使えることです。
例えば
- 提案の方向性を考える
- 課題を整理する
- 新しい企画を検討する
といった場面で、論点整理や視点の整理を生成AIに手伝ってもらうことで、自分では気づかなかった視点が見えてくることもあります。
まとめ
生成AIは、業務のすべてを自動化する魔法のツールではありません。
しかし、情報整理やアイデア出し、資料作成の下書きといった工程では、非常に有効なサポートツールになります。
実際の業務では、生成AIが作成した内容をそのまま使うのではなく、最終的な内容の確認や判断は必ず人間が行うことが重要です。
イーディーエーでも、生成AIを「人の仕事を置き換えるもの」ではなく、業務を支えるツールの一つとして活用するという考え方で取り入れています。
今後も、実務に役立つ形で生成AIの活用を試しながら、業務の効率化や提案力の向上につなげていきたいと考えています。