はじめてのアプリ発注
2025.10.23
Laravel(ララベル)開発に強い受託会社10選
近年、Webシステムや業務アプリケーションの開発では、Laravel(ララベル)の採用が急速に広がっています。
Laravelは2015年ごろから注目され始めたPHPのフレームワークですが、2023年ごろから「効率的で保守しやすいPHPフレームワーク」として再注目をされています。
1.いまLaravelが選ばれる理由
Laravelは、PHPの中でも特に「開発スピード」「保守性」「拡張性」に優れたフレームワークとして評価されており、個人開発からエンタープライズ開発まで幅広く使われています。
日本国内でも、官公庁・金融・医療・教育・物流などの業務システムや、スタートアップのWebサービス・SaaS開発などに採用されるケースが増加中。
その背景には、次のような要因があります。
- 既存資産との親和性:PHP系システムをそのままモダン化しやすい
- エンジニア層の厚さ:日本国内でPHP経験者が依然多く、保守運用がしやすい
- モジュール設計の柔軟さ:API連携やマイクロサービスとの統合が容易
- 中長期的な保守コストの削減:構造化されたコードで品質を保ちやすい
一方で、Laravelの開発には経験や設計思想の理解が欠かせません。
「とりあえずLaravelで構築」した結果、パフォーマンスや保守性で苦労するケースも多く、実績のある開発会社をパートナーに選ぶことが成功の鍵になります。
そこで今回は、国内でLaravelを使ったシステム開発を手掛ける受託会社を10社ピックアップしました。
それぞれに得意分野や開発体制の特徴があるため、比較検討の参考にしてみてください。
2.Laravelによる開発に強い企業10選
1|株式会社BPS
創業以来、PHP/Laravelを中心に100件以上の受託開発実績を持つ老舗。業務システムや社内ツール、ポータルサイトなど幅広く対応しており、設計から運用保守までの一貫対応力が強みです。大手企業との取引も多く、堅実な品質を求めるプロジェクトに適しています。
宮城県仙台市を拠点に全国展開。LaravelとVue.jsの組み合わせを得意とし、UI/UXを重視したWebアプリ開発を行っています。地方企業ながら東京案件も多く、顧客との距離感を保ちながら柔軟に対応できる開発チームが魅力です。
LaravelやPythonを活用し、Webサービスから社内業務システムまで幅広く開発。既存システムのリプレイスやリニューアル案件にも強く、設計・移行支援の経験が豊富です。レガシー環境の課題を抱える企業にとって、安心して相談できるパートナーといえます。
Laravel専任チームを持ち、明確な料金体系(1名単位、月単位契約など)を提示している開発会社。ニアショアとオフショアを組み合わせた体制で、スピードとコストの両立を実現しています。プロトタイプ開発やPoC案件にも柔軟に対応。
5|株式会社ECN
PHP(Laravel含む)によるWebシステム開発を主力事業とする企業。小〜中規模のスモールスタート案件を得意とし、スピード感のある開発と明確な見積り対応に定評があります。スタートアップや新規事業立ち上げ時に適しています。
医療・教育など公共性の高い分野で実績を持ち、Laravelを用いた業務システム開発に強み。特にユーザーが直感的に操作できるUI/UX設計力に定評があります。Webシステムの長期運用を前提にした堅実な設計が特徴。
ベトナムを中心としたラボ型開発で知られる企業。Laravelを含むPHP開発に加え、AI、AR/VR、ブロックチェーンなどの先端技術にも対応可能。開発リソースを拡張したい企業や、海外との分業を検討している場合におすすめです。
Laravel専門の開発支援サービスを展開。開発効率化・コード品質の最適化に力を入れており、高度なアーキテクチャ設計や運用自動化にも対応します。グローバル展開や高負荷システムを視野に入れたプロジェクトに向いています。
LaravelによるWeb開発のほか、EDA(電子設計自動化)や医療・画像処理など高技術領域の開発実績も豊富。技術要素の広さと深さを併せ持つ企業で、ハードウェア×ソフトウェア連携型システムにも対応可能です。
10|株式会社イーディーエー
スマホアプリ・Webシステムの受託開発を主力とする東京都内の開発会社。iPhone登場初期からアプリ開発に携わり、これまでに450本以上の開発実績を持ちます。Laravelを用いたWebシステム開発のほか、Flutterや生成AIを活用した短納期MVP開発など、時代に即した開発体制を整備しています。大手企業との取引経験も多く、品質とスピードの両立を重視する企業におすすめです。
3. Laravel開発会社を選ぶ際のチェックポイント
Laravelを用いて開発をする際は、以下のポイントを会社選定の参考にしてください。
- 開発範囲の明確化 設計・実装だけでなく、運用・保守やインフラ構築まで含むかを確認。
- コミュニケーション体制 専任PMの有無や進行管理ツール(Backlog・Notion・Slackなど)の利用状況を把握。
- セキュリティ対応 ログ管理・認証基盤・個人情報保護に関する標準実装方針を確認。
- 契約形態と柔軟性 スモールスタートが可能か、短期契約・準委任対応可否をチェック。
- 開発実績とコード品質 GitHubや実績紹介ページで、Laravel特有の設計思想(MVC構造・Eloquent ORMなど)が理解されているかを見極めましょう。
4. まとめ
Laravelは「高速・安全・拡張性の高い」開発を実現できる一方で、設計思想やアーキテクチャ理解が不可欠なフレームワークでもあります。
そのため、単なるスキルマッチではなく、プロジェクト全体を理解しながら提案してくれるパートナー選びが重要です。
今回紹介した10社はいずれも、Laravelを軸に実績を積み重ねている企業ばかり。
目的や規模、スケジュールに合わせて最適なパートナーを選定し、安定した開発体制を構築していきましょう。
Laravelを使用したWebシステムの開発でお困りなら、ぜひ株式会社イーディーエーにお問い合わせください。