アプリ開発日誌
2025.08.01
非機能要件怖い勢へ。ChatGPTに聞けばぜんぜん怖くないよ!

こんにちは。今回はちょっと真面目に「非機能要件」についてのお話です。
システム開発の現場にいると「非機能要件ってなに?」「そこまでこのタイミングで決める必要ある?」などの声、よく聞きます。でも、実際にはリリース後の“安心”と“満足”に直結する超重要な要素だったりします。
今回はそんな非機能要件について、ChatGPTと一緒に考えて社内で共有した話をベースに、PM・ディレクター視点で気づいたことをまとめてみました!
✅ 非機能要件ってなに?
非機能要件とは、「何ができるか」ではなく「どういう品質で動くのか」を定義するものです。
たとえば…
*機能要件:商品検索ができる
*非機能要件:検索結果が1秒以内に返ってくる
機能要件は目に見えるけど、非機能要件は目に見えづらい。
でもこの“見えないところ”こそが、ユーザーの体験の気持ちよさや、運用のしやすさに影響します。
ChatGPTに「非機能要件ってどう説明したらいい?」と聞いたところ、こんな回答が返ってきました。
「非機能要件とは、システムの品質や性能、制約条件など、機能以外の特性を定義する要件です。」
…ちゃんとしてる〜!(ありがとうChatGPT先生)
ということで、今回はそのChatGPTの説明も参考にしながら社内への共有資料に落とし込んでいきました。
🧩 非機能要件って何を定義するの?
今回は以下の6つをメインに整理しました。

🔧 見積もりや設計にどう反映する?
非機能要件が曖昧なままだと、見積もりやスケジュールに影響します。
今回は以下のような観点でテンプレ化+ChatGPTと相談しながら工数に落とし込む工夫をしました。
*レスポンス2秒以内 → 負荷試験設計に2人日
*TLS1.3 + JWT認証 → セキュリティ設計・実装に1人日追加
*CloudWatchで30日ログ保存 → 監視構成設計に1人日追加
こうやって「どの非機能要件が、どの工数に影響するか」を明示化するだけで、エンジニアとの認識ズレを減らすことができます。
📋 PMとして意識しておきたいこと
非機能要件は、エンジニアに丸投げしがちな領域。
でも本当はPMこそ“橋渡し役”として設計初期から会話に入れると、プロジェクトがめちゃくちゃ滑らかになります。
以下は今回意識したポイントです。
✅ 見積もり・要件定義初期から「非機能」も議題に入れる
✅ SLA(例:応答2秒以内)とSLO(内部目標1.5秒など)を使い分ける
✅ 検証方法(テスト)まで早期に計画しておく
✍️ まとめ:非機能要件は“あとから決める”では遅い!
非機能要件って、どうしても後回しになりがち。
でも実際は、最初に決めておかないと後から火を噴く部分なんですよね🔥
今回、ChatGPTの力も借りながら「非機能要件を“言語化”することの価値」を改めて感じました。
もしプロジェクトでモヤっとしている部分があれば、まずは「非機能要件って定義されてる?」と確認してみると、次の一手が見えてくるかもしれません🛠️