アプリ開発日誌
2023.03.10
フリーランスエンジニアとして働くメリット・デメリットをご紹介します
日本のサラリーマンを支えていた終身雇用制度はとうに過ぎ、一つの会社で長く働く社員よりも、自由度が高く、実力さえあれば確実な収入のアップを見込めるフリーランスという働き方を選ぶ方が増えています。 それは開発事業に関わるエンジニアにも適用されています。 本記事を読んでいるあなたも、 ゆくゆくは独立をしたいという気持ちをお持ちなのではないでしょうか? しかし、いざフリーランスを試みると不安や心配も多いものです。 今回は、フリーランスエンジニアのメリット・デメリットについて詳しく解説いたします。
フリーランスエンジニアとは
フリーランスエンジニアとは、企業に属さずに個人として独立し、活動しているエンジニアのことです。クライアントから発注された案件を企業の一員として請け負うのではなく、個人としてクライアントと直接契約を結び、業務を行います。 ベテランクラスとなれば、複数の企業と同時に契約をして、報酬を得ているフリーランスエンジニアも少なくはありません。
フリーランスエンジニアのメリット
フリーランスエンジニアとして活動すると、収入や働き方の面でメリットが多くなります。
実力が収入に直結する
フリーランスエンジニアとして働く場合、会社員のように企業が定める賃金体系の影響を受けません。 有能なエンジニアを求める企業は多く存在します。 自分のスキルや経験を材料として、単価交渉を行うことで収入のアップが見込めます。
得意分野・専門性を活かせる
例えばですが、 「私はSwiftを用いた開発においては、どのエンジニアより素晴らしい機能の実装ができるのだ」 このように特定の言語を専門的に扱うエンジニアにとって、自分の得意分野で挑戦したい方も少なくはないはずです。 フリーランスとして活動をすることで、自分の得意分野・専門性が活かせる案件を選ぶことができます。
人間関係の悩みが減る
企業に勤めていると職場の対人関係に悩みを感じる方も多くいます。 周りの顔色を伺ったり、気を遣うことにストレスを感じていると、業務のパフォーマンスにも影響が出ます。 フリーランスで活動をしたとしても、クライアントとの打ち合わせなどで最低限のコミュニケーションを取る必要はありますが、職場の人間関係に頭を悩ませることなく仕事に集中することができます。
出社や勤務時間を気にせず働くことができる
働き方に関して、自由度が高いとされるフリーランスエンジニアは、出社や時間を気にせずに働くことができます。 勤務地を自宅にすることで落ち着いた環境で業務を行うことができます。 また、昼夜問わず自分の好きな時間帯に仕事を進めることができます。 きっちりとスケジュールを管理できる人にとっては、自分のペースで仕事ができる一つのメリットともいえます。
フリーランスエンジニアのデメリット
ここまで読んでいただいて、フリーランスエンジニアにはメリットだらけ! と思う方もいるとは思いますが、もちろん多少のデメリットも存在します。 独立後に後悔しないためにもデメリットもしっかり確認しておきましょう。
実績がないとクライアントからの信用が得にくい
会社員として企業に勤めることで、確実にプロジェクトメンバーとして案件に関わることができます。 案件に関わることで、企業の一員として実績を獲得することができます。 一方で、フリーランスエンジニアは企業の後ろ盾がないので、独立直後に大きな案件に参加できる機会は滅多に訪れません。 クライアントに信用されるエンジニアになるまで、地道にコツコツと実績を積んでいく必要があります。
固定収入が得られない
企業に勤める会社員と違って、フリーランスエンジニアは収入の面でもデメリットがあります。 社員として雇用されている限りは、給与や賞与といった固定した収入が得られます。 しかし、フリーランスエンジニアは自ら案件を獲得し報酬を得ていかなければなりません。 クライアントとの契約状況によって、収入が多い月もあれば少ない月もあると考えた方が良いでしょう。
福利厚生が得られない
企業に勤めていると、社会保険やボーナス支給、各種手当など様々な福利厚生を会社側が用意しています。 開発会社だと積極的に勉強会などを開催し、企業側が獲得したノウハウを受け取ることも可能です。 しかし、フリーランスエンジニアは個人で活動するため、福利厚生を受けることはできなくなります。 社会保険をはじめ、会社に所属していれば受けられる補助などが得られないと認識した上で、フリーランスエンジニアを続けていく必要があります。
案件を獲得するための営業力が必要
フリーランスエンジニアはプログラミングのスキルだけでなく、案件を獲得するための営業力が必要不可欠です。 自分のスキルがどれほどの成果をあげることができるのかを的確にクライアントへアピールする必要があります。 企業が案件を用意してくれるわけではありませんので、自ら仕事を取りに行かなければなりません。 クライアントに自分を売り込むための営業力は欠かすことができないことを理解しておきましょう。
経理をはじめ開発以外の業務も自分で行わなければならない
会社員であれば経理担当が処理する業務などを、自分で行わなければなりません。 業務委託契約を結ぶ際のリーガルチェックや確定申告のための帳簿付けなど、本業以外にもやるべき作業が多く発生します。 知識がないと、不利な条件でクライアントと契約してしまい、トラブルに発展するケースもあるようです。 特に契約や経理周りは、これまで経験がない人にとって大きなハードルとなるでしょう。
さいごに
今回はフリーランスエンジニアのメリットとデメリットを紹介しました。 メリットを見て、将来への期待に胸を踊らす人もいれば、 デメリットを見て、少なからず独立することへ不安を感じた方もいると思います。 イーディーエーは将来独立したい、フリーランスになりたいと考えるエンジニアも歓迎しています。 過去に在籍していたエンジニアも、フリーランスとして活躍している方が多くいます。 独立したエンジニアにイーディーエーから発注するケースもありました。 もともとは独立志向だったけど、キャリアを積んで管理職になっている社員もいます。 様々な想いを胸に入社してくるエンジニアたちを迎える中で、大手企業とも肩を並べて開発をしているイーディーエーだからこそ、より専門的であったり最新の環境での開発を経験できます。 本記事を読んで、少しでも気になった方は応募フォームから気軽にお問い合わせください。 みなさまからのご応募をお待ちしております。